がんサポートガイド作成は最終段階
2014年1月27日 崎本 とし子 とし子からの手紙
今、「がんになったら手に取るガイド」の岡山版のガイドを作成中です。岡山大学病院など拠点病院のみなさんと患者団体の代表とが知恵を絞っています。私は3人の患者代表の一人です。
いよいよ作成も最終段階ですが、患者会ネットワーク会議で各団体から出された意見を取り入れたり、修正したりすることを踏まえ、1月30日までに原稿を仕上げようと頑張っています。
事務局と共通理解を深め、「患者や家族が手に取った時、一つでも役立つものを!」と思います。
私は自分ががん告知を受け、義母のがん末期の在宅療養を経験したことで気づいたことも多く、患者や家族の流す涙を一粒でも減らしたい・・・という思いで、できることを・・・とがんばってきました。2人に一人ががんになり、3人に一人ががんで亡くなる時代です。経験したものが、少しでも役に立てれば・・・と願っています。
がんサロン活動は私のライフワークになりました。今年の2月で4年が来ようとしています。出会いと別れを繰り返していますが、「自分らしく生きること」をみんなで考える大事な時間です。「一人ぼっちじゃない!」と笑顔で生き抜けるように寄り添いたい・・・。たくさんの宝物を皆さんからいただいています。
旅立った人のことを思いながら、「人の役に立つ命でありたい」という人生を私らしく全うしたい・・・と思います。
「がんサポートガイド・岡山県版」の完成は年度末です。郵便局や公民館など身近なところにもおいてお届けできるようにしたいなあ…と思います。ご期待ください!