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憲法9条は戦争犠牲者の遺言状…「永遠の0」

2014年1月6日 崎本 とし子 とし子からの手紙

「永遠の0」という映画を観ました。

戦争体験者の伝えたい思い・・・、先の戦争でどの家族にもあった悲劇(どんなに生きたいと思っても、妻や子を残して死ななければならなかった)・・・。私も叔父2人(父の弟と兄)をなくしましたが、父は生きて帰ってこれたので、私が今こうして生きています。

映画の主人公は妻と生まれたばかりの娘のために「生きて帰ろう」とするのですが、特攻隊としてなくなります。学徒出陣を余儀なくされた学生たちに「君たちは死んではいけない。生きて戦争後の国を作っていくんだ。」と飛行訓練の終了を認めず、戦地へ行くことを遅らせようとします。

「もし生きて帰れたら、何になりたい?」と尋ねたりもします。その会話がいい・・・!「国のために死ぬことが美徳」とされた時代に、「腰抜け」「臆病者」と言われながらも家族のために生き抜こうとする主人公のせつなさが身に迫ります。

鑑賞し終わって、私は「憲法9条は戦争犠牲者の遺言状だ・・。」と思いました。主人公は戦後「戦争は二度と繰り返さない」という国としての姿勢を示す憲法を持つ国になったことを知ったらどんなに喜んでくれたでしょうか。

戦後69年目の今年、安倍政権は憲法解釈を変えて、戦争できる国に逆戻りさせようとしています。戦争は外交の失敗の結果です。靖国神社を参拝してはばからない総理の下で、中国や韓国など東アジアとの外交に希望を見出せません。憲法を生かす外交を実践してほしいものです。

私は家族のために、子や孫のために、戦争で亡くなった多くの人々のために、私は憲法を変えさせてはならない・・・!と改めて強く思わせてくれる映画でした。