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大震災から4ヶ月・・・気になる関連死

2011年7月10日 崎本 とし子 とし子からの手紙

東日本大震災から4ヶ月が経過。死者15544人、行方不明者5383人、避難・転居者は99236人・・・と報道されている。

私は、この数字の動きに注目している。この1・・・の数字は命の数字だからだ。命の数・・・だと思ってこの数字を見るとき、あらためてその被害の大きさに胸が痛くなる。「関連死」のことが気がかりである。

避難所に寝泊りして(看護師として救護室の常駐)、その苦難を少しばかり共有したのものの一人として、関連死を一人でも減らしたい・・・と思う。「あの地震と津波に耐え、生き残ったひとには、亡くなった人の分まで生き抜いて欲しい・・・」と思う。

まだ、過酷な避難所に暮らす人が多くいること、仮設住宅に移っても生活再建への不安が多いこと、医療体制は不十分であること、メンタルケアはこれからが大切であること・・・つまり、まだ命の危機は続いていることを忘れないでいよう。

政冶にはしっかり注文を出さなくてはならない。政治戦をやっているときにあらず!本気で被災地の現場に寄り添う手立てをとれ!といいたい。国会議員には1泊2日でいいから避難所での暮らし体験を勧めたい。想像力に乏しい人が多すぎる・・と思えるからだ。

支援に入ると、追体験者になる。被災者の話を聞き続けることやともに暮らすことで、体験してない「津波」で夜目が覚める、夜眠れない・・・という人もいる。(支援者にもケアがいる)

私は、被災者の苦難に寄り添いながら、住民の生活復興を目指し、これからもできる支援を続けたい・・と思う。

今支援者に必要なのは、持久力だと思う。「忘れないで!東北」を合言葉にあなたもできることで行動しましょう!

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