「黒い雨」岡山訴訟第2回口頭弁論
昨日は「黒い雨」岡山訴訟の口頭弁論の傍聴へ行きました。今年は地域で被爆2世3世の会の講演(2回)や高校生の書いた原爆被害の絵の展示(1回は終了、2回目を企画中)などに取り組んできました。
岡山での「黒い雨訴訟」(旧広島県佐伯郡津田町で黒い雨にあったと広島で40人を超える人々が、岡山では1人が訴えて被爆者健康手帳の交付を求めて県を訴えている裁判)の傍聴の日でした。
民主医療機関連合会の関係者(病院のケースワーカーや看護師など)、人権連の関係者、被爆者団体の関係者、平和運動の関係者などがたくさん参加していました。
被爆者なのに被爆者と認められない・・・という理不尽を訴える裁判です。人生をかけて、今後の原爆被害者を出さないためにと行政の責任を問う裁判です。
私は「支援する会」の申込書の一言の欄に「(裁判所は)事実に基づき真摯に被爆の事実を認め被爆者を被爆者と認めてください。」と書きました。
微力ながら、この裁判を支援したいと思います。
10月5日は岡山市長選挙(向谷千鳥さんを応援)と中区市議補欠選挙(大平かよさんを応援)
まだまだ暑~い夏ですが、そろそろ涼しくなる10月5日投票で岡山市は市長選挙です。同じ日に中区は市議補欠選挙もあります。
候補者の顔ぶれが見えてきました。私は今情報収集をしています。
私は市長選挙は向谷千鳥さんを応援します。新日本婦人の会(ジェンダー平等や平和を守る運動、子育て支援の充実のために頑張っている会。櫛田ふきさんや平塚らいてうさんなどが呼び掛けて作られた信頼できる会です)の岡山支部の会長さんです。ヨガのインストラクターでもあり、何度もお会いしたことがあります。親の介護の経験もあります。私の願いを岡山市で実現してくれる人です。共産党が推薦しているのがいい!
市議補欠選挙は大平かよさん(共産党公認)です。50歳で、大学生2人と高校生1人の子育て真っ最中。「高校になるとタブレット購入が自費で負担が重い。他の県がしているように公費で負担を!」と署名運動を呼びかけ県に働きかけてきた人です。子どもたちは孫たちと同じ協立保育園のOBで、よく知っています。家族ぐるみのお付き合いといってもいい人です。旅行会社に勤めていて、コロナ禍では大変な苦労も・・・。医療生協労働組合にパートで勤めながら、医療現場の大変さも身に染みた・・と話します。子育て支援はもちろん、すべての人(高齢者も障外出者も外国人も)が取り残されることなく生きられる社会を目指しています。(みんな違ってみんないい!の考え方です「ちがいを力に」が合言葉)
岡山市は税金の優先順位を間違えるな!と税金で巨大アリーナ建設を進めることや路面電車の延伸に「待った!」の声を伝えてくれることは間違いありません。(あきらめないよ!)
議員は市長さんのチェック機能を果たすことが役目です。大平さんに期待しています。
女性が身近な行政で増えることは必要なことです。お二人のチャレンジを支えましょう。
若者アンケートで「終戦の日を知らない」4割、「今後日本が戦争に巻き込まれる」83%・・・戦後80年の様々な発信に注目
時事通信社の記者が15~25歳(平均18.7歳)の100人に街頭アンケートを取ったところ、8/15が終戦の日だと知っていたのは61人、第2次大戦が終わってから何年かを正答したのは48人、40人は「知らない」と。
「今平和だと感じているか」の質問には、「はい」が51人、「いいえ」が46人。ロシアのウクライナ侵攻やガザの情勢や核保有国の存在が影響しているようです・・・と。
83人は日本が今後戦争に参加したり、巻き込まれたりする可能性があると回答。
「戦争は絶対反対」と書いたアルバイトの女性は「日々の生活で、戦争関連の話に意識を向ける余裕がない」と話したといいます。
今年は戦後80年のいろんな取り組みが発信されていますが、「関心を持たない人」には届きません。
NHKスペシャルの取り組みなど報道の発信(16日のTBSの報道特集は治安維持法犠牲者の特集でした)、アーティストたちの思いの発信、ノーベル平和賞を受賞した被爆者たちの発信など戦後80年の発信に私は注目しています。「事実」を知ることは、行動することのモチベーションになります。勇気をもらえます。
しかし、若者も「戦争はダメ」といい、平和憲法は大事だと考える国民が多いことは希望です。若者とも対話して「戦争はしない」ために何をすればいいのか考え続けていかなければなりません。
免許の書き換え準備・・・高齢者講習の予約連絡がありました。
比較的風が通り涼しい我が家の縁側ですが、今年は熱風で、座っていられません。
2026年は私は免許の書き換えです。それに先立ち高齢者講習の連絡が来ました。予約をしようと連絡を取ると、盆休みだったようでつながりませんでした。(週明けに連絡予定)
私の住む旭東学区は公共交通が便利なところで、暮らすのに車はいりません。しかし、愛育活動やその他のボランティアで荷物の運搬や孫などの送り迎えなど車が必要です。(保健センターは桑野にありますから)
もう一度か二度の更新をしたいと思います。(77歳更新を目指すと一番下の孫息子が中学生になります)
私はこれまで罰金は一度も払ったことがありません。運転はへたくそだと思っているので、ルールの中で慎重運転をしてきました。個人教授の指導者の教えがよかったのだと思います。(今でもその教えが耳に残っていますから。感謝!)
車のない生活になると支出が減ります。ガソリン代、保険代、車検代、駐車場代など年間10万円ぐらいが不要になり、公共交通とタクシー代にかわることになります。歩くことが多くなり、いいかもしれません。
高齢者講習が楽しみです。71歳の現実をしっかり知っておくことが必要です。集中力は下がっているのだろうと思います。
自分のことを自分がきちんと知っておくことは大切です。高血圧の人が血圧を測り、自分の状況を把握したとき安心しますよね。それと同じ(?)です。
血圧の薬を飲んでいればそれで終わりではありません。自分の状況がわからないときほど不安なことはないですよね。自分の体のことは「お任せ」はいけません。自分の体と対話して理解し、したいことをしましょうね!(なんだか話がおかしくなりました((´∀`))ケラケラ)
食べ物通信読者会の総会
食べ物通信という月刊誌をご存じですか。
私は長い愛読者の一人です。岡山には読者会があって、毎月地道な活動が続いています。
私はまだ定例会には参加ができていませんが、毎月雑誌を読むのが楽しみです。食や環境、「がんにならないための食情報」、社会問題にまで専門家の知見が紹介され、何より全国の農家の声がたくさん紹介されています。そして、おいしい旬のものを活かした料理の紹介も!
今日は岡山の読者会の総会です。久しぶりに参加します。
会長のNさんは素敵な方です。誠実なお人柄で、真摯に物事に取り組まれています。同じ愛媛がふるさとのWさんやNPOで頑張るHさんなどにお会いできるのが楽しみです。
「ちゃんと食べて、丁寧に生きること 困っている人を助け人の役に立つこと」を共有できる素敵な人たちとのつながりに感謝です。
終戦の日・・・2000万人のアジアの人々などの命を奪い、310万人の日本人の命を失った戦争が終わった日
「310万人の命をなくした」だけだと被害の人数になります。私は「2000万人のアジアの人々などの命を奪った」という戦争の加害の形容詞を忘れずに入れるべきだと思います。
今日のNHKなどの報道の言葉にも注目してみてください。
私の家では、父の弟と兄(つまりおじさん2人)が戦争で亡くなりました。実家の仏壇のところに「勲章」が飾ってあったのを覚えています。父はかろうじて生きて帰りましたが、戦犯に問われ、地域の人々の署名などで助けられたと聞いています。(父からその話や戦争体験を聞いたことはありませんが)その理由からか戦後は地域のために尽力していました。
どの家庭にも同じような戦死者はおられるのだと思います。
兵士の6割は飢餓や病死と言われる過酷な戦争でしたが、それ以前日本は50年にわたり戦争を繰り返していました。
韓国や中国への侵略戦争では2000万人の人の命を奪ったといわれます。私は中国へ聞き取り調査に3回行きました。「岡山の兵隊が何をしたのか」をテーマに歴史教育に取り組む先生たちとともに中国にききとり調査に行きました。
2000万人もの命をどのように奪ったのか。毒ガスを使用したり残虐な手段を使った大量虐殺の事実を遺族たちから聞き取りました。
日中戦争は嘘で始まりました。盧溝橋記念館を見学した時の衝撃を忘れることはありません。戦争は始まると終わらせることが難しいことはいま世界で起こっている戦争を見ても明らかです。
盧溝橋記念館はリニューアルオープンしたようなので機会があればもう一度訪れたいです。
日本の侵略戦争の事実を忘れてはなりません。その事実を踏まえたうえで、「国の間の紛争は話し合いで解決する」姿勢を堅持しなければなりません。(日本国憲法に明記)
歴史ときちんと向き合えないと、本当の信頼関係は築けません。
先日、タイとカンボジアの国境で緊張が高まったとき、両国が話し合いで武力衝突を回避したことが報道されました。「対話」の習慣が戦争を回避したと私は思いました。
「対話」こそ希望です。日本国憲法に明記された平和主義を外交に活かす政府をつくりたいですね。
戦後80年の今日の思いを書きました。
能登半島地震支援・・・「輪島朝市応援おかやま」のその後
能登半島地震から1年7か月半です。能登の復興は遅々としています。
私が呼び掛けている「能登を忘れない~輪島朝市応援おかやま」は、本日までに、753袋(1袋500円の海鮮物)を購入支援しています。中央福祉会、医療生協労組、医療生協、協立保育園、自治労連、食べ物通信読者会、ハンドの会や私の知人友人などから趣旨に賛同して、支援の輪が広がっています。(感謝です!)
輪島朝市の「海鮮物ふるくら」の古倉信吾さんとは時々電話で話し、月初め(5日がめど)で発注しています。(月半ばには届きます。)その際、北国新聞などを届けていただいています。現地ならではの状況が伝わります。
2度の災害(地震と豪雨)で診療所と自宅が全壊した輪島・町野地域唯一の粟倉医院(祖父の代から続く医院)。大石医師(44歳)は被災直後から町野の避難所20か所を巡回診療し続け、今年の5月31日まで東陽中学校で診療をしていた人です。(私は5月にこの近くの仮設住宅で健康相談をしたとき、そういう医師のいることを知りました)母と二人で仮設住宅で暮らしながら,自己資金と補助金で新「粟倉医院」を建設し、診療をスタートしました。午前中は診療午後は訪問診療で頑張っている・・・。
「いるだけで安心される、牧師のような存在でいたい」と話しているそうです。6月3日から新しい医院での診療を始めたそうです。(7/27付北国新聞で掲載)「できることをしているだけ」という誠実な姿と笑顔が心に残りました。現地は関連死384人(直接死228人)の数字が過酷な暮らしを示しています。
私たちもできることを少しでもやり続けたいと思います。今後ともご協力をよろしくお願い申し上げます。
お盆の入り
愛媛に帰ってきました。久しぶりに弟家族や妹家族と会い、お互いの無事を確認できました。甥や姪家族とも会うことができました。
長男家族とも再会し、遊び(娘たちとボーリングや体育系のゲーム)、ともに食事を楽しみました。私はボーリングは行かずに映画(長崎~閃光の果て・・・日赤の看護学生の長崎原爆投下時の記録が本になったものが原作)を鑑賞。原爆時の悲惨な記憶の継承と看護学生の苦闘を継承する取り組みに感動しました。主題歌は「クスノキ」(福山雅治作詞作曲)です。NHKで放送された戦後80年の歌番組で、福山さんが5000人とともに合唱した曲です。(感動!)
私は前から福山雅治さんのファンの一人です。福山さんは「社会問題はマストだ」と語り、被爆者である自分の父親の病院見舞いの時にいつも「クスノキ」のそばを通っていた記憶をもとにこの曲を作りました。広島出身の吉川晃司さんも被爆2世だと話しています。二人ともふるさと愛にあふれています。
俳優は演技と作品で、歌手は歌うことで原爆被害を継承しようとしています。素敵なことです。私も私のできる形で「二度と戦争を繰り返さない」「核兵器をなくしたい」思いを運動でつなぎたいと思いました。
愛媛ではよく食べ、よく話し、楽しみました。生かされていることをおたがいに喜び合うことができました。
鷹の子温泉は、いい温泉でした。地域の人に根付いた温泉だなあと思いました。となりにあるホテルも安く済んだので帰りに四国水族館へも立ち寄りました。(大人2600円は高い!?)私は初めてイルカショーを見ました。これからいろんな水族館へ行ってみたいです。足腰が元気でいるために努力します。(((´∀`))
今日は盆の入りです。迎え火代わりに孫たちと花火をしてご先祖様をお迎えしようと思います。
お墓参り
今日は長崎原爆の日です。原爆投下時刻に手を合わせます。
そして、今日はお墓参りに行きます。
夫と二人で行ってきます。お寺さんは11日に来られる予定です。暑い夏ですが、お墓参りで心が整う気がします。皆さんもお墓参りをされますか。
お盆のお供えの準備は完了しました。
ご先祖様に「家族親族を見守ってくださいね。」と手を合わせます。
10日からは娘や孫と愛媛に行き、お墓参りをします。なんとか行けそうで楽しみです。妹夫婦や弟家族との再会が楽しみです。(10~12日はブログは休みます)
今後の中区行動が決まりました。…9/26,17:30~、中区役所前でスタンディング
「戦争を止めたい!」の思いを込めて中区で行動を続けています。
「集団的自衛権行使に反対する中区の会」(略称中区の会)ができて11年。アメリカと一緒になって戦争する動きを止めたい!と活動を続けています。
今や核配備もやむなし…という論調が強まる中、選挙でも国民主権を否定し、国家主権に変えて核兵器を持つのが安上がりだと主張する参政党などが議席を増やす時代になりました。平和を続けるためには正念場の時期になったと思います。
あなたは日本国憲法を真剣に読んだことがありますか。なんで今の憲法が作られたかという時代背景や歴史をどれほど知っていますか・・・と聞きた「たゆまぬ努力」で憲法を活かすことが私たち主権者の役割です。
歴史は変わりません。真実の歴史を知ることが必要です。歴史を忘れると同じ間違いが起こるからです。
戦争は二度と繰り返さない、核兵器は廃絶を!の切実な思いは起こった事実を知ることから始めましょう。
意見の違いを埋めるのは「対話」です。違う意見をどれだけ寛容に受け止め、自分の意見も伝えることができるか・・・。
対話は希望だと思います。
中区の会が毎月続けている「中区行動」は9月は26日の17:30~です。中区役所前です。
10月17日(金)は戦争や被爆の真実を知り、次の時代にも憲法9条を継承しようという集いを企画中です。中学生や高校生の取り組み、地域の地道な取り組みをつなぎ、みんなでつながって平和を守ろうという運動の輪を広げたい!つなぎたい!
新しいメンバーも事務局に加わり、新鮮な発想で、企画や行動をしていきたいです。