東日本大震災から10年・・・今年は東北に行きたい
2021年2月27日 崎本 とし子 とし子からの手紙
10年前の浦戸諸島(塩釜沖)の桂島の写真です。津波で島の太平洋側は壊滅しました。
今年は東日本大震災から10年目です。
被災者支援に入って、「これは復興に10年はかかる・・」と直感しました。縁あってずっと通っていた塩釜市の関係者に「10年は通います」と約束。離れていてもできることを現地とつなげて「東北支援」を企画。2020年に①度目のがん治療をした私としては、自分が元気に生き続けることの決意と重なっていました。
自治体は平成の大合併で人が不足。役場から遠いところほど大変だと実感し、島の人々に寄り添いたいと訪問活動などは島の人たちのところへ行っていました。
その後6年目に2度目のがん治療。ちょうど熊本地震が起きて、集めていたお米などの物資は熊本支援に回しました。東北行きも取りやめました。(残念!)
それからはあちこち水害が起きて、近くの被災地の支援優先で東北へ行けずじまいです。何より自分の健康に不安があったと思います。その後はコロナ禍で県外移動がむつかしく今日に。
何かあれば電話で連絡を取りますが、現地のことを現地で知りたい。皆さんのお顔が見たいです。本当によく頑張り、生きてこられました。
今年は10年目。ぜひとも行きたいと思っています。約束を果たしたい・・・。
秋の総選挙が終わったら出かけたい・・・。そういう環境になることを願っています。
東北の皆さん、どうぞお元気で無事に過ごされますように。