福島第1原発事故から10年・・・関連死2313人を超える
当時ジャパンハートがが開設したクリニックの前での前でパチリ!(宮城)
東日本大震災時、事故を起こした福島第1原発は、まだ廃炉作業が進まず、国内の原発が再稼働を始めています。この国の原発行政は反省を知らないのでしょうか。いくつかの気になることを・・・。
東日本大震災の関連しは3767人(昨年9月調査)。福島は断トツの2313人です。(岩手469人、宮城929人など)
関連死という言葉は阪神淡路大震災の時生まれました。直接の災害ではなく災害では生き延びたのに、その後の環境の変化などで亡くなる人のことです。災害が起こるたび、関連死が気になります。今も故郷へ帰れない多くの人がいます。
放射線量のこと。帰還困難地域が残っています。セシウム134は半減期が半年だけど、セシウム137は10分の1に減るのに100年かかるそうです。困難地域には帰れません。一度除染したところでもホットスポットがあり繰り返し除染が必要ですが、そのための自治体や国や東電の対応が十分ではありません。責任が不明確になり、放置される危険があります。
デブリ(核燃料溶融物・強烈な放射能を持つ)は取り出してもそれをどこに持っていくか決まっていません。なんて怖いことでしょう。対応策がないまま稼働しているのが原発です。(トイレ泣きマンションといわれていますね)
これから除染と保障と廃炉に80兆円以上かかると民間シンクタンクが試算しています。日本の1年分の予算が丸ごと必要とされる・・・!(安斎育郎先生はそれ以上だ・・・と指摘)
安斎先生は「(福島原発事故は)人類史に残る大問題だ」と指摘されています。私もそう思います。
東京オリンピック誘致の時に当時の安倍総理は「原発事故は完全にコントロールされている」とうそをつきました。
廃炉作業の中でたくさんの廃棄物が発生。「汚染水を薄めて海に流す」という話が出ていますが、漁連はじめ多くの人の賛同は得られていません。除染水の置き場所がなくなったというけれど、周辺の土地を利用できなくはありません。合意のないままたれ流せば、再び福島の人々をひどい目に合わせることになります。それは許せない!議論をして、合意を取る丁寧な話し合いが大切です。
そして二度と原発事故を起こさないために必要なのは、原発政策を転換すること。再生エネルギーに本気で置き換えることではないでしょうか。
私のふるさと愛媛の伊方原発は、40年以上を過ぎたのにいまだ稼働中。このところの地震報道のたびに、ドキドキしています。
伊方原発から20キロほどのところにある我が家、他人事ではないのです。東日本大震災から10年目。忘れていいことと忘れてはならないことを思うこの頃です。長くなったけど書いておきたかった・・・。
東日本大震災から10年・・・今年は東北に行きたい
10年前の浦戸諸島(塩釜沖)の桂島の写真です。津波で島の太平洋側は壊滅しました。
今年は東日本大震災から10年目です。
被災者支援に入って、「これは復興に10年はかかる・・」と直感しました。縁あってずっと通っていた塩釜市の関係者に「10年は通います」と約束。離れていてもできることを現地とつなげて「東北支援」を企画。2020年に①度目のがん治療をした私としては、自分が元気に生き続けることの決意と重なっていました。
自治体は平成の大合併で人が不足。役場から遠いところほど大変だと実感し、島の人々に寄り添いたいと訪問活動などは島の人たちのところへ行っていました。
その後6年目に2度目のがん治療。ちょうど熊本地震が起きて、集めていたお米などの物資は熊本支援に回しました。東北行きも取りやめました。(残念!)
それからはあちこち水害が起きて、近くの被災地の支援優先で東北へ行けずじまいです。何より自分の健康に不安があったと思います。その後はコロナ禍で県外移動がむつかしく今日に。
何かあれば電話で連絡を取りますが、現地のことを現地で知りたい。皆さんのお顔が見たいです。本当によく頑張り、生きてこられました。
今年は10年目。ぜひとも行きたいと思っています。約束を果たしたい・・・。
秋の総選挙が終わったら出かけたい・・・。そういう環境になることを願っています。
東北の皆さん、どうぞお元気で無事に過ごされますように。
ジェンダー平等社会実現程遠く・・・世界銀行調査報告で日本80位(昨年は74位)
経済的な権利をめぐる男女格差を調査した年次報告を世界銀行が公表。
日本は昨年の74位から80位に低下しました(残念!)。
賃金格差、職場でのセクハラや性差別を罰する法律に着目した分野で達成度が半分で、順位が低下し、主要国(G7)では最下位です。ジェンダー平等には職場と家庭内での子育て負担軽減が求められます。日本の男性の育児休暇取得は7.5%でわずかだ・・・と指摘されています。
新型コロナ禍で約30か国が女性の権利を守るために法律改正に踏み切った・・・と指摘しています。
日本では選択的夫婦別姓制度の法律ですら実現しません。自民党の議員有志(丸川男女共同参画大臣、山谷、高市の各女性議員を含む)が、地方議会の実現を求める意見書採択に反対するよう求めていたという事実が明らかになりました。(情けない!)
国民は過半数が実現に賛同しています。ジェンダー平等を本気で推進しようとしない自民党の政策が明らかになっています。政府は新しい男女共同参画計画から「夫婦別姓」の言葉を削除しました。この政府では、ジェンダー平等の推進が困難であるということを示しています。ジェンダー平等を本気で推進する政府を作りたい。推進の力で多様性を認めるもっと誰もが生きやすい社会を作りたい・・・と切実に思うのは私だけでしょうか。
「わきまえない女」が切り開いてきた道
前森会長の女性蔑視発言は大きな波紋を起こしました。
「女は黙っていろ!」という言葉ではなかったけれど、女性はわきまえて、発言を自粛せよと言わんばかりの発言の意図を感じて、多くの女性が怒りの声を上げました。会長辞任を求める署名は15万人を超えたのです。勇気をもって女性が声を上げる時代になった・・・と、私は社会の「前進」を感じ、うれしくて、女性が意思決定の場に増えることを切実に願っています。
今から34年前、私が市議会議員に挑戦することになったときの話です。昔話として聞いてください。
子育て真っ最中の33歳(しかも核家族)が議員に挑戦することはさきがけでした。その時、岡山市議会の女性議員は2人。
訪問して立候補するんです・・・と話すと、「ご主人が?」といわれるのはあたりまえ。「女に何ができる」「子どもをほっておいて・・」
「子どもがかわいそう(ふびんだ)・・・」「普通の幸せを願ってはいけない・・」などびっくりする言葉あふれるほど返ってきました。そういう時代でした。一方で女性議員を増やそうという流れも起こっていました。逆風は人を強くします。
私は看護師という専門職だ。専門職の知識を生かして、政策提言したい。岡山市民の中には子育て中の人も介護をしている人もいるだろう。そのリアルな声を届ける。前任者にできて私にできないこともあるだろうが、私だからできることもあるはず。女性議員を増やしたい!との一念でした。仲間がいたから、意志を貫くことができました。
そして議員に当選後(3人の女性議員)、男社会が色濃くのこる議会の状況を少しづつ確実に変えていきました。議会内に女性トイレを確保。「そんな質問は質問じゃない!もっと勉強してこい」「もう時間だ質問はほどほどに・・・」などは当たり前のように言われましたが、めげることはなく「出る釘は打たれる」を覚悟して奮闘(打たれないけど抜かれないようにね・・・といわれた)。もちろん論戦力を磨いて、だれもが「必要な質問だ」と納得するように研鑽を積みました。そして当選回数を重ねて、ジェンダーバイヤスを当てながら議会改革。24年で女性議員は8人まで増えたけれど10人に増やすことができませんでした。
多くの女性たちがそういう時代を生きて、一つ一つがんばってきたことが今につながっていると思います。私は岡山市議会にせめて20人の女性議員がいる状況を期待しています。
共産党が綱領にジェンダー平等を明記した時、時代が変わることを確信。今、フラワーデモが広がり、「踏みつけているその足をどかしてください」「私たちは黙らない」と女性たちが声を上げる時代が来ています。子や孫に私が生きた「時代」を繰り返させたくない・・・と思います。「わきまえない女たち(私は本当にわきまえている女たちだと思う)」が時代を切り開いてきました。
多様性の時代です。一人一人が尊重される社会を作りたい。そういう運動に参加しながら、若い人をサポートしていきたいです。
長~くなりましたが、ワクワクを届けたいと思いました。社会は必ず変わります。コロナ禍で苦難の時、「嵐は木を育てている」と思っています。
今日はたんぽぽカフェの日
今日は地域がんサロン・たんぽぽカフェの日です。
14:00~福祉交流プラザ旭東で開きます。お気軽にご参加ください。少数で換気をして感染対策をしています。
感染が落ち着いたときにこそ・・・
緊急事態宣言が出されて以来、次第に感染者が減少。やはり、人が動くことが感染を増やすことは明らかです。飛沫感染と接触感染の意味を理解して、これからも感染を広げないために行動していきましょう。
感染者が減ってもコロナ感染がなくなったわけではありませんから。勘違いをせず、油断大敵です。
私は、マスクは表はかわいい布柄で、裏側は不織布でつくるマスクを使っています。
人の多いところは避けて、買い物は15分以内で済ませるよに・・・。
手洗いはもちろん定期的に我が家のみんなが触る場所をアルコールでふきます。こういう生活習慣を丁寧にして過ごしています。まだ演劇鑑賞は解禁していません。ワクチンを打つまでは自粛です。
今後の希望とすれば、検査を定期的にして、無症状のまま人に感染させたり、感染を受けたりしないで済むようにしたい。無料か低額でいつでも検査を受けられる環境を作ってほしい。感染すれば安心して休める環境も必要です。
知らず知らずのうちにストレスを受けているいることを自覚してストレス発散が必要です。散歩したり、音楽を聴いたり、孫と遊んだり・・・。
コロナ感染症はなかなか厄介な感染症ですが、ワクチン接種も動き始めました。ワクチンを打ってもインフルエンザと同じで感染しないわけではありません。予防策を取りつつ、向き合っていくことになると思います。
学生支援の物資を届けます。
看護学生の支援を続けています。
今日はその支援の日です。心ある人からたくさんの物資が届いています。お菓子がたくさんあって、「お菓子はぜいたく品なので、すごく喜ぶと思います。」との期待の声がありました。
地域がんサロン・たんぽぽカフェの参加者から届いた支援物資は玉野から3回も往復して届けられました。
支援物資を一時預かりしてくださった福祉交流プラザ旭東の職員から
「感動しました・・・。」と。
「世の中捨てたもんではないですね。本当にうれしいです。」と私。
今日は支援物資を届ける日。届けてくれた人も仕事が休みだということで、参加してくれます。うれしいですね。今日までは春のような温かさだとのことで、心も体も温かくなりそうです。
コロナ禍の学生の苦境はまだまだ続いています。できる限りこの支援を続けたいと思いますが、やはり「再び給付金の支給を」など支援の仕組みを作ることが必要です。それは政治の役目です。
「困っている人にやさしい政治」であってほしい!
地域がんサロン・たんぽぽカフェ・・・2月24日(水)14:00~、福祉交流プラザ旭東
気温の変化に体がついていきませんね。お元気ですか。
さて、地域がんサロン・たんぽぽカフェは今年で10周年です。2011年2月に開始しました。
10年間コツコツとつづけてきて、今も私にとって大切な場所です。
がん患者当事者(がんサバイバーも)、家族、遺族のための語り合いの場所です。少し肩の荷物を置いて、ほっとして「一人じゃないんだ」と思える場所でありたいと思っています。
次回は2月24日(水)、14:00~です。暖かい飲み物を用意してお待ちしています。お気軽にご参加ください。
「手作りマスクありがとう」・・・子どもたちから届いた手紙
ハンドシェイクの会はコロナ禍でもいろんな活動を続けています。
コツコツと手作りマスクを作ってくださるTさんから届くマスクをいろんな人に提供することもその一つです。
子ども向けマスクは、私の住む旭東学区の子どもたちに使ってほしいと、学童クラブさくら会に届けてきました。とても喜んで受け取ってくれました。
先日、指導員の先生が我が家に来られて
「すべての子どもに配ることができました。ありがとうございました。」と子どもたちからのメッセージを届けてくださいました。
29人の子どもたちのメッセージです。一人一人が自分の言葉で書いた感謝の気持ちが伝わります。Tさんにお届けしたいと思います。
ハンドシェイクの会は共産党の中区後援会です。人と人をつなぎ、より良い社会を作るためにゆる~くつながっていきたいという趣旨に賛同する人はどなたでも参加できます。連絡は崎本まで。
私からのTさんに心から感謝です。ありがとうございます。どうぞお元気でお過ごしくださいね。
寒の戻り
今日、明日は冬に逆戻りです。「冬対応」を脳に言い聞かせて、感染予防しないといけませんね。
いよいよワクチン接種が始まります。情報収集をして、考えて自分のことは自分で決めないといけません。
私は接種をしたいと考えています。移したくないし移ることが嫌だからです。これまでも「自分でできる予防はする」ことを信条として生きてきました。がんも感染症も「正しく知って命を守る」です。自分の体調を含めて主治医とも相談し接種を決めました。
漠然とした不安はあります。誰でも初めてのことはありますよね。打ったからと言って必ず感染しない…とは言い切れないけれど、インフルエンザの予防接種の教訓はあります。
本来なら20日は会陽の日。会陽は備前平野に春を呼ぶといわれますが、もうすぐ春は間違いなしです。
岡山の開花予想は3月23~24日です。27日に企画している「ええとこ発見ウオーキング大会」が楽しみです。旭東学区内の桜を見て回るコースです。よかったらご参加くださ~い!