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こ ん に ち は、 崎本とし子 です

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「患者に寄り添う医療を求めて」・・・岡田豊医師(つばさクリニック院長)の話

2015年6月1日 崎本 とし子 とし子からの手紙

保険医協会の総会記念講演は、つばさクリニックの岡田院長の話でした。49歳の医師です。外科医の時、「先生怖い」「話しづらい・・・」と患者に言われて、自分を振り返ったそうです。

気が付いたのは「自分がやりたい医療をしていた」こと・・・。真鍋島などへの巡回診療の経験から、患者と向き合う医療・・・なら離島医療だ・・・!と何故か思い、西表島の島医者に・・・。(お連れ合いの説得は大変だったとか・・・)限られた人と設備でできる限りのことをする医療を7年実践。ともに暮らし、地域住民の中で地域組織や自治体との連携抜きにはできない医療に取り組んだそうです。

その後一度は南極に行ってみたい・・・と南極観測隊の医療担当として1年半の南極暮らしを経験し、「人間力」を磨きました。

帰国後、つばさクリニックに勤務。(お連れ合いが倉敷出身)

在宅診療は患者目線を大切に!触れること、話を聞くこと、家族と話すこと、他職種との連携を大切にしないとできない・・・。味取にかかわることが多い。治療ができない状況でも医師は最後までサポートするのが仕事だ・・・。治らないとすることがない・・・という間違った考えを持っていた時期があったが違うと気づいた。・・・・

岡田先生は、「患者に寄り添う医療を探求中」のようです。豊富な経験の中で、人として成長されて、人として患者さんに寄り添おうとしておられるように思いました。(ちょっとシャイだけど、いい先生だ・・と思いました。この人は患者を見はなすことはない!)

私も普通ではない経験をした看護師として、これから在宅での看護(訪問看護師)に取り組みます。回り道をしたように見えるけど、「町の看護師として」その時々に、それぞれの人に活かせる社会資源は何かを考え、ひとの関係、自治体との関係を調整し、命の消耗を最小限にするために生活の視点を大切に生きてきた、がん患者の経験は患者に寄り添うことの意味を理解するのに役立った・・・、そんな生き方をしてきたことが活かせるかも・・・と思える講演でした。

若いドクターのチャレンジを知り、うれしくなった講演会でした。