「自分で自分を裏切らない生き方を・・・」・・・吉岡医師からのメッセージ
2015年6月25日 崎本 とし子 とし子からの手紙
世界の紛争地、なくなっていく子どもたちの状況…を知った時、「めぐまれている(危険でなく、食べることに困らない)」のだから世の中のために何かできることを・・・と考えた少年時代、「医者のなれば役に立つかも・・・」と医師をめざし(簡単ではなかった・・・)、今その時思ったことをやり続けている人・・・。それが吉岡秀人医師です。
ジャパンハートは2008年にNPO法人となりました。私はその前に「海を渡る看護団」の看護師(と出会いジャパンハートの看護師たち)と出会い、岡山での講演や活動紹介をしてきました。「せっかく看護師なのだから・・・」と無償貢献する姿に感動したのです。
今年も吉岡先生に再会し、「自分が少年時代に思ったことをしているだけ・・・。少人数で始めたことが今の活動に広がってきた。これからも自分で自分を裏切らない人生を歩きたい・・・。」と語りました。
私も「最後まで人の役に立つ命でありたい」と願ってきた思いと重なり、いつも共感します。「せっかく看護師なのだから・・・」と始める訪問看護の仕事もその思いの線上にあります。
私が「看護師をするよ」と話したら、友人のTさんが「看護師は崎本さんの天職だもんね・・・。」と言ってくれました。私は看護師という仕事が好きで、議員をしているときも名刺の一番上に「看護師」と書き、いつも看護師である自分を自覚して働いてきたなあ・・と思います。今度は丸ごと看護師・メッセンジャーナースと入れた名刺で仕事をさせていただけるのです。「町の看護師」「かかりつけ看護師」として、役に立てるよう道をつくっていけるとしあわせです。
人生の時間は有限です。自分を裏切らず、自分のなすべきことをしてこの命を世のため(人のため)に活かしたい・・・・と思っています。