岡山県がん征圧大会
2014年9月4日 崎本 とし子 とし子からの手紙
9・2に岡山県がん征圧大会がありました。禁煙ポスターコンクールがあり平井小学校6年生が最優秀章でした。
愛育委員会とがん患者会の両方の立場で参加しました。講演は「女性のがん~乳がんと子宮がんの話」を聴きました。乳がんの話は岡崎先生(くにとみ外科)、子宮がんの話は中村教授(川崎医大)がされました。
岡山県ではがん検診受診率が下がっています。自覚症状がない時期にこそ健診を受けてがんの早期発見をしたいものです。乳がんは増えていて、「しこりを見つけて受診」が多いとか・・・。自覚症状のない段階で見つけるのと見つけないのとではちりょうが大きく違います。受診をする人を増やしたいですね。
子宮がんは、子宮頸がんと子宮体がんがあります。最近は対岸が増えているようです。対岸は出欠などの症状が出てからの受診でも治療成績がいいようです(子宮体がんは不正出血で発見されることが多いので、ためらわずに気になる出血があれば受診を!)が、子宮頸がんは進行がんになってからだと治療が困難になりがちです。早期発見で子宮を温存できる治療を受けられます。30~40歳代に多いのでぜひ受診を広めたいですね。
女性のがんの受診率を上げるために私は「お誕生日健診」などの新しい受診制度をつくったり、労働安全衛生法でのがん検診の義務付けが必要だと思います。
自分の体に関心を持ち、健診をして、自分の命を守る…ことが必要ではないでしょうか。
たとえがんになっても、決して一人ではなく、サポートしてくれるいろんな場所や人との存在を知ってください。私も「できることはさせていただきたい・・」といつも思っています。