8月の終わり
なんでたんぽぽ?と思いましたか。がんサロン・たんぽぽカフェのことを書くときはこの写真なんです。
さて、今年の夏は気候不順でした。朝夕は涼しくなりましたが、ピークは過ぎたというもののこのまま暑さが過ぎるとは思えません。(油断大敵ですよ)
今週は、がんサロン・たんぽぽカフェがあり、緩和ケア病棟のボランティア(夏祭りを企画し少しでも季節の暮らしをかんじてもらえたら・・・と)、愛育委員会役員会などの活動で忙しくしていました。
それに加えて、次男の日本料理店の開店準備(また情報をお知らせしますね!)の手伝いでブログが毎日書けませんでした。
初めてたんぽぽカフェに来られたUさんの言葉、参加者の話は心に残っているのに・・・。「今日は来てよかったです・・・」の言葉に私が励まされました。(またおいでくださいね)
がん体験で、鬱になる人は多くいます。「3人に一人が生活に支障のある程度のなんらかの心の問題を抱えている・・・」とのことです。(岡大の内富教授)発症から5年ほどは地雷原を歩いているような不安感から逃れられない人は多い・・・とも。
私は治療から4年半を過ぎました。がんサロンでの語らいが私を支えてくれている・・・と感じます。仲間がいてくれるから続いています。
8月が終わり今年もあと4か月。皆様夏の疲れが出ませんように!
油断大敵
天候不順な状況が続いています。そのため、広島の土砂災害の報道では、救済活動が思うようにできない状況だとのことです。祈るような気持ちで家族の救出活動を見守る人々の様子には、胸が痛くなりますね・・・・。
どうぞ一人でも・・・と思いますが、厳しい現実と向き合わなくてはなりません。
8月中に降った雨で地盤は緩んでいます。岡山でも危険な状況があるようです。水を含んだ土壌は、すぐには乾かず何日もかけて水を吐きます。はかないうちに、さらに雨が降り注げば、緩んだ土壌はちょっとした雨でも「崩れる」と専門家が話していました。「地質」のことなどは日常気にかけていませんでしたが、この際自分の住んでいるところがどんなところかを確認しましょう。
油断大敵の秋がそこまで来ています。
気象異常は災害も引き起こしますが、家計へも影響を与えます。疲れた体に必要な野菜ができません。家計への影響や体への影響にも気配りの必要な季節ですね。
土砂災害の被災報道に胸が痛む
どんなどしゃ降りだったのだろう・・・・。「想像を絶する大雨」が短時間に降り、広島の新興住宅地で大きな被害が出ています。「雨の音だけしか聞こえない・・・」と評する大雨を懸命に想像してみる・・・。
「今までに経験したことがない・・」ことへの対応は本当にむつかしい・・。一人でも多くの救命ができることを祈っています。
岡山市内のも同様の住宅開発地域があり、危険があります。自分がどんな場所に住んでいるのかを確認する必要があります。地震、津波、洪水、火事…などいろいろな災害がありますが、今までとは違う環境(気象、気温など)があることを踏まえて、確認することですね。そして、可能な限りの想像力を働かせて情報を集めて、考えておかなくてはならないのだ・・・と思わされています。
愛媛の実家に電話しました。実家は瀬戸内海を見下ろす山にあるのです。母に「裏山は大丈夫?」と聞くと「大丈夫と思うけど、今までとは違うようなから・・・」と。
「寝る場所を山側ではない方に変えた方がいいよ・・・」と話しました。旭川の上流で大雨が降れば、下流は増水して、洪水の可能性があります。気象情報から目が離せませんね。
被災地のみなさん、本当に心からお見舞い申し上げます。早く大雨の危険が去って、救助が進みますように・・・。
他人事とは思わずに全国の自治体はできることをするよう点検してほしい・・・と思います。
民話を聞く会・・・立石憲利さんの語りに聞き入る
昨日は高齢者のいきいきサロンさくら会。今日は地域の子どもたちのための年に一度の「民話の日」を企画。主催は地域文庫アップル会です。
旭東児童センターで立石憲利さんに来ていただき、保育園や学童クラブの子どもたちと民話の語りを楽しむ日です。
年中行事になって、もうかれこれ6回目ぐらいになります。
アップル文庫は来年15年目を迎えます。保育園や児童センターなどで活動してきました。一人でもいいから、いろんな本と出会い、絵本を楽しみにしてくれるといいね・・・と続けています。
メンバーのそれぞれが研鑚し、体験をつんで頑張っています。声が出る内は続けたい活動です。
立石さんとお会いするのも一年ぶりです。元気なお声を聞けるのが楽しみです。
キャベツが高い!…雨の影響で今後青物野菜が高騰?
毎朝ボイルキャベツに蒸し大豆をお皿いっぱいいただ久野が習慣です。胡麻ドレッシングでいただくのが常です。だから、キャベツはお好み屋さんと同じくらい私の常食です。一玉があっという間になくなります。
JA岡山のはなやかショップで買うと安い(一つ100円前後)のですが、このところの雨の影響でしょうか、先日からキャベツが少なくなり、一つあったものはなんと390円!!「これはストックがまだあるであろうスーパーで買おう・・・」と行ってみると、198円でした。これからキャベツの値段が上がるんではないか・・・と気がかりです。
GDPの落ち込みの原因は、家庭の収入が増えないから・・・という経済学者の指摘をよく耳のするようになりました。
もはや「想定内」などと言ってはいられない・・・内需の落ち込みが明らかなのです。
非正規雇用が増えていることも収入が増えない要因です。男性一人では経済的に生活が苦しい・・・、だから共働きが増える・・・、しかし女性は家庭も仕事も・・・で負担が増えるばかり・・・、だから結婚はしない・・という悪循環を断ち切るのは、「雇用は正社員が当たり前」にして、福利厚生を良くし、子育てなど家庭生活と仕事の両立がしやすい社会を意識して作ることです。男性の働き方の見直しなしには実現しないことも多いでしょう。長時間労働をなくして、男性にとっても家庭と仕事の両方の楽しみを得ることができる社会が必要ですね。
キャベツの話から少し話が広がりすぎました。家庭の収入が減っているときに、野菜など必要なものが高騰すると困る・・・というのが本日の私の実感です。
故郷はありがたし!
愛媛の実家に帰り、母の顔を見てきました。今は弟夫婦と母が暮らす実家に孫ひ孫総勢13人が集まりました。
今年は2人の孫夫婦は、まだ子どもが小さくて(生後3か月と3週間)来れませんでしたが、4人の孫とその連れ合い、5人のひ孫が夏休みに集まりました。普段は3人の静かな家に13人も一度に人が増えるのですから、大騒動です。
でも、弟夫婦は、バーベキューや手作り釜で焼くピザ、おいしい野菜や魚で歓待してくれました。それぞれに工夫を凝らして、ありがたいことでした。本当にありがとう!!
2日目は、そうめん流しで有名な平家谷公園でそうめん流しとニジマス釣り(すぐに塩焼きで食べる)、その後海水浴場で海遊び・・・と天気は今一つの中でしたが、楽しむことができました。
夕方、沈む夕日を垣間見れたことは幸せでした。(初めて行った娘婿が感激していました)
長男夫婦の初めての子どもの顔を見てから岡山へ帰ってきました。
2~8歳の子どもたちはすっかり打ち解けて、一緒にゲームをして楽しんでいました。(仲良しになってよかったね)
母は、ひざ痛に悩みながらも元気です。魚のアラ煮やカボチャの煮つけなどを手作りしてもてなしてくれました。
甘辛い煮つけを作るときのにおいは、孫たちにとっても懐かしいにおいです。昔話をいっぱいしながら、ばあちゃんと話す孫たちの姿は私にとってもうれしいものでした。
ただいま8人の孫に6人のひ孫(今年中にもう一人増える!)がいます。「お母さん、長生きするといいことがあるね・・。」と話すと、母は「明日いなくなるかもしれん。もう84歳だからね・・」と。「今は平均寿命が90歳の時代、人並みには頑張って…」と私。
それでもこれからは愛媛へ行く回数が増える・・・と思います。9月は息子のところの孫娘のお宮参りです。ついでに実家にも立ち寄る余裕を持ちたいなあ・・・と思っているこの頃です。
69回目の終戦の日
今日は終戦の日。69回目です。戦争で亡くなったのは300万人といわれる日本人、そして2000万人といわれるアジアの人々・・・。私は中国の河北省へ「岡山の兵隊がなにをしたのか」の聞き取り調査に3回同行したことがあります。
十五年戦争資料センターの企画の旅でした。(長女と次男も一度ずつ同行)
日本では知ることのできない「戦争の事実」を自分の耳と体で体感することは大いに意味のあることでした。2000万人といわれる犠牲の実像は、毒ガスで殺す、火をつけて焼き殺す、奪い尽くす、殺しつくす・・・三光作戦でした。戦争を体験しなくても、その場に立ち、体験者の言葉に耳を澄まし、想像力をもって聴くことで、知ることができる・・・と私は思います。(もちろん体験者とは程遠い追体験ですが・・・)
戦争だけは繰り返させてはいけない、戦争は殺し殺される不毛なことで人を壊し、故郷を壊し、環境を壊し、建設的な何も残さない・・・と胸に刻みました。
日本人300万人の戦死者・戦没者ですから、かかわりのない家族はいないのではないでしょうか。私は叔父さん二人が戦死、父は戦犯に問われたけれど終戦と地域の嘆願署名によりいのちをかろうじてつないだ人でした。しかし、私に戦場の話をしたことはありませんでした。(海軍に所属していたようです)
戦後は地域のために・・・と尽力した人でした。保守主義の自民党員でした。(今なら集団的自衛権行使容認の閣議決定には反対していた・・と思う)
二度の世界大戦の経験が日本国憲法を産みだしました。憲法前文と9条に込められた「戦争は二度としない」という決意は、並々ならぬものなのです。その原点を私たちは69回目の敗戦の日に確認したい・・!
安倍内閣は今、「戦争しない国」を「戦争する国」に変えようとしています。戦争体験者がまだ生きている時代、憲法により戦争で若者の命を一人も失うことのなかった時代を過ごしてきた私たち戦争を知らない世代は、声を上げなければなるまい!と思います。私たち世代が子や孫のために知性をもって声を上げるときなのではないでしょうか。
日本は今岐路に立っていることは間違いない。選び取るのは国民です。沖縄でまた今後100年以上も米軍基地を残そうとする新基地建設が強行されようとしているようです。しかし、沖縄の県民は、島ぐるみ闘争であきらめず闘おうとしています。ひたすらに・・・です。法治国家であれば、強行はできません。沖縄で起こることは日本のどこでも起こることです。沖縄の闘いに連帯したい・・・!
戦前、戦争を政党かするためにいろんな言葉が使われました。思い起こしましょうその言葉の数々を・・・。まさに同じ言葉が今使われています。(怖い事です・・・!)
戦前と違うこと…それは日本共産党が公然と活動し、参議院では11議席という議案提案権を持っているということです。この党がこの国で大きくなることが戦争を繰り返さない保障になる・・・と私は感じています。「戦争反対」の旗印を1922年以来掲げ続けてけている政党は信用に値するのではないでしょうか。
今日、私は孫たちと共に生まれ故郷に帰省する予定です。おじさんたちの遺影に手を合わせて、「戦争は繰り返させませんから…」と誓ってきます。
やはり安倍政権は経済を壊している!・・・GDP年率6.8%減の衝撃
さて、4~6月期の国内総生産は大幅な落ち込みとなりました。政府は盛んに「想定内」を繰り返していましたが、事実は違っており、深刻な落ち込みであることが明確になりました。(NHKやマスコミは政府閣僚の声を報道するので、国民は「自分の家は苦しいけど、全体としてはいいのだな…」と思っている人も多いかもしれないですね・・・でも、庶民の実感こそ事実なのです)
それでも数字だけ何とかあげて、「大丈夫」を装いたい政府は、10%への消費税増税、さらなる雇用破壊(残業代ゼロ)、公的念積立金をこれまで以上に株へ運用することなどを強行しようとしています。このまま黙っていたら、消費税は10%になり(法人税は減税)、年金積立金の株運用で損失をだし、さらに保険料が増えろことになりかねない、働き方はますますひどくなる・・・という庶民を踏みつけにする株価対策(アベノミクス)や経済対策が進んでいきます。
事実としっかり向き合い、暮らしを第一に考える政治への転換がこれほど身に染みて望まれているときはありません。
「好循環」を言いながら、これほどのあからさまな大企業優先政治を進める安倍内閣は退陣していただくほかはありませんね。
経済同友会の代表幹事は、このGDPの数字を受けてなお「10%への消費税増税は予定通り実施すべきである・・」という談話を発表しています。いやー、ひどい経営者感覚です。
赤旗しんぶんに次々登場…池田香代子さん、香山リカさん、戒能民江さん
このところ赤旗しんぶんに私の注目する女性たちが次々登場しています。日刊紙の「黙ってはいられない」のコーナーです。
池田香代子さんは11月の赤旗まつりのも出演予定です。私は池田さんたちリボンプロジェクトが作った絵本「戦争のつくりかた」の改訂版を心待ちにしています。
香山リカさんはおなじみの精神科医ですが、安倍総理について「保守的というよりは国粋主義的な、現実というより感情、イメージのなかにある日本的なものを重んじている・・・・。戦前の日本を美化した幻想的なイメージの持ち主・・・。取り戻すのは縄文や平安時代の日本ではなく戦前の一時期、明治から太平洋戦争までのの日本・・・。しかも急速にわが手で成し遂げたい。さらに本人なりにこれしかないという無邪気な確信があり、だからこそたちが悪く・・・・対話がむつかしい状況です。・・・」と指摘。おおいに共感します。
戒能民江さん(御茶ノ水女子大学名誉教授)はDVの研究の第一人者で、ご縁がある人です。
「安倍総理は女性の活用を言うけれど、男女共同参画の実現は強調しない。・・・安倍さんの女性政策を見るときに、集団的自衛権容認の閣議決定と切り離して考えることはできない。・・・戦争できる国が女性の人権を尊重することはないし、性暴力や仇vをなくせるはずがない・・・」と指摘しています。その通り!・・・と私は思います。
日本軍「慰安婦」が性奴隷制度だという見方は国際社会で定着していることも明確に述べ、「歴史を曲げることはできない」と語っています。
今、幅広い人々との共同の声で、安倍内閣打倒の運動は自公政権を追い詰めています。
しまなみ海道を通って愛媛へ…やっと孫に会えました!
昨日、しまなみ海道を通り、松山へ行ってきました。(今日12時前に帰宅)
瀬戸大橋は台風の影響で通行止めだったので、しまなみ海道を通ることにしました。誕生して2週間目の孫の真子ちゃんに会いに行くためです。台風が来たり、新生児黄疸で入院したり・・・とバタバタしながら2週間がたってしまいました。
やっと会えた孫は、それはかわいい女の子です。手と足の指が長くて、パパの新生児の頃とよく似ています。元気いっぱいで、よくおっぱいを飲み、よく眠るそうです。親孝行ないい子です。
パパトママが仲良しで、子煩悩なのがいい感じです。育児をママ任せにせず、パパがしっかり育児にかかわるといいことになるのです。(息子はよく頑張っているようでした)
岡山から持ち込んだお祝いの料理(焼き鯛、小豆ごはん、ステーキ、各種生野菜、わかめのお澄まし汁、冷やしぜんざい)で食卓を囲みました。ママは頑張りすぎてないか、くたびれてないかと心配でしたが、顔を見て安心しました。これからも夫婦で力を合わせて子育てしてください。
4代目の午年(私の母、私、息子、孫)の縁のある子です。こんなかわいい「子宝」を授けてくださって、本当に感謝です。台風直後に出向いたかいがありました。
道後の湯につかって、ほんのひと時ほっとしてかえって来ました。