やはり安倍政権は経済を壊している!・・・GDP年率6.8%減の衝撃
2014年8月14日 崎本 とし子 とし子からの手紙
さて、4~6月期の国内総生産は大幅な落ち込みとなりました。政府は盛んに「想定内」を繰り返していましたが、事実は違っており、深刻な落ち込みであることが明確になりました。(NHKやマスコミは政府閣僚の声を報道するので、国民は「自分の家は苦しいけど、全体としてはいいのだな…」と思っている人も多いかもしれないですね・・・でも、庶民の実感こそ事実なのです)
それでも数字だけ何とかあげて、「大丈夫」を装いたい政府は、10%への消費税増税、さらなる雇用破壊(残業代ゼロ)、公的念積立金をこれまで以上に株へ運用することなどを強行しようとしています。このまま黙っていたら、消費税は10%になり(法人税は減税)、年金積立金の株運用で損失をだし、さらに保険料が増えろことになりかねない、働き方はますますひどくなる・・・という庶民を踏みつけにする株価対策(アベノミクス)や経済対策が進んでいきます。
事実としっかり向き合い、暮らしを第一に考える政治への転換がこれほど身に染みて望まれているときはありません。
「好循環」を言いながら、これほどのあからさまな大企業優先政治を進める安倍内閣は退陣していただくほかはありませんね。
経済同友会の代表幹事は、このGDPの数字を受けてなお「10%への消費税増税は予定通り実施すべきである・・」という談話を発表しています。いやー、ひどい経営者感覚です。