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69回目の終戦の日

2014年8月15日 崎本 とし子 とし子からの手紙

今日は終戦の日。69回目です。戦争で亡くなったのは300万人といわれる日本人、そして2000万人といわれるアジアの人々・・・。私は中国の河北省へ「岡山の兵隊がなにをしたのか」の聞き取り調査に3回同行したことがあります。

十五年戦争資料センターの企画の旅でした。(長女と次男も一度ずつ同行)

日本では知ることのできない「戦争の事実」を自分の耳と体で体感することは大いに意味のあることでした。2000万人といわれる犠牲の実像は、毒ガスで殺す、火をつけて焼き殺す、奪い尽くす、殺しつくす・・・三光作戦でした。戦争を体験しなくても、その場に立ち、体験者の言葉に耳を澄まし、想像力をもって聴くことで、知ることができる・・・と私は思います。(もちろん体験者とは程遠い追体験ですが・・・)

戦争だけは繰り返させてはいけない、戦争は殺し殺される不毛なことで人を壊し、故郷を壊し、環境を壊し、建設的な何も残さない・・・と胸に刻みました。

日本人300万人の戦死者・戦没者ですから、かかわりのない家族はいないのではないでしょうか。私は叔父さん二人が戦死、父は戦犯に問われたけれど終戦と地域の嘆願署名によりいのちをかろうじてつないだ人でした。しかし、私に戦場の話をしたことはありませんでした。(海軍に所属していたようです)

戦後は地域のために・・・と尽力した人でした。保守主義の自民党員でした。(今なら集団的自衛権行使容認の閣議決定には反対していた・・と思う)

二度の世界大戦の経験が日本国憲法を産みだしました。憲法前文と9条に込められた「戦争は二度としない」という決意は、並々ならぬものなのです。その原点を私たちは69回目の敗戦の日に確認したい・・!

安倍内閣は今、「戦争しない国」を「戦争する国」に変えようとしています。戦争体験者がまだ生きている時代、憲法により戦争で若者の命を一人も失うことのなかった時代を過ごしてきた私たち戦争を知らない世代は、声を上げなければなるまい!と思います。私たち世代が子や孫のために知性をもって声を上げるときなのではないでしょうか。

日本は今岐路に立っていることは間違いない。選び取るのは国民です。沖縄でまた今後100年以上も米軍基地を残そうとする新基地建設が強行されようとしているようです。しかし、沖縄の県民は、島ぐるみ闘争であきらめず闘おうとしています。ひたすらに・・・です。法治国家であれば、強行はできません。沖縄で起こることは日本のどこでも起こることです。沖縄の闘いに連帯したい・・・!

戦前、戦争を政党かするためにいろんな言葉が使われました。思い起こしましょうその言葉の数々を・・・。まさに同じ言葉が今使われています。(怖い事です・・・!)

戦前と違うこと…それは日本共産党が公然と活動し、参議院では11議席という議案提案権を持っているということです。この党がこの国で大きくなることが戦争を繰り返さない保障になる・・・と私は感じています。「戦争反対」の旗印を1922年以来掲げ続けてけている政党は信用に値するのではないでしょうか。

今日、私は孫たちと共に生まれ故郷に帰省する予定です。おじさんたちの遺影に手を合わせて、「戦争は繰り返させませんから…」と誓ってきます。

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