避難生活のしんどさ・・・もうじき3年半の東北の避難生活を思う
2014年9月1日 崎本 とし子 とし子からの手紙
今日は防災の日です。
広島土砂災害の報道で、「災害から10日経ち、避難者はこんごの不安を訴える声など、疲労の色が見え始めています。・・・」という報道がされます。突然の災害に会い、家や家族を失い途方に暮れる人々の苦難は想像を絶するものです。長期的な寄り添い支援が必要なことはご存じのとおりです。でもこれがむつかしい・・・・。
広島報道を聞くたび、被災から3年半が来ようとしている東日本大震災の被災地を思います。10日めには10日目の大変さがあり、3年半には3年半の大変さがあるのです。
4年間東北に通い続けている私は、「避難生活をしている人が14万人いる東北の被災地がどんなに困難を抱えているのかを知ってほしい・・!」と改めて思います。福島県の関連死は、1700人を超えました・・・。(胸が痛くなるのです・・・)
生き残った者が生きる続けることは時に大きな葛藤を産むことがあります。「無念に亡くなった人の分まで生きよう・・・!」と思えたら生きていけるのですが・・・。
人生にはいろんな苦難があります。どんなときにも共通しているのは、「人は一人では生きていけない」ということです。必要な寄り添い支援が必要な時に得られるように・・・と願っています。