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どうにかならぬか!・・・駅前の喫煙場所

2014年5月26日 崎本 とし子 とし子からの手紙

駅前に行くと岡山市のマークの付いた大きな灰皿にお築きですか。東口広場には2か所あります。

ビッグカメラの向いの横断歩道を渡ったところとバス停留所です。どちらも人の往来が多く、私は副流煙が気になります。がん対策推進条例を持っている岡山市がなんで放置しているのでしょうか・・・。

どうぞ一日も早くせめて一か所に集約し、喫煙場所は閉鎖空間にしていただきたいですね。とりわけタバコを吸わない周囲への害は防がなくてはなりませんから・・・。がんとタバコの関係は証明済みです。

がん患者団体は担当課へ改善をお願いしています。岡山市の前向きな対応を期待をもって注目しています。


宮城(塩釜)への旅(1)…語り部のKさんの話

2014年5月26日 崎本 とし子 とし子からの手紙

23日は9時29分発の新幹線で出発。伊丹空港を12時15分発の飛行機で仙台へ。13時30分には到着。

JRで本塩釜駅(仙石線)までいき、町並みを見ながら歩いてスマイルホテル塩釜へ。(今回の旅は一人65000円ぐらいです。一日200円募金をして費用を作ることができますよ)

夕方まで塩釜神社などを散策して、夕食は坂総合病院友の会のみなさん、蜂屋食品の蜂屋社長と友人のKさんと共に・・。(14000歩以上歩きました。)

Kさんは、石巻市内で自転車やバイクの修理業をして暮らしていました。地震が起きた時も自宅にいて、机の下の身を隠して揺れがおさまるのを待ちました。しかし、机の上に棚や家財が倒れてきて閉じ込められ、津波が襲ってくる前には脱出できず、津波の流されます。津波にのまれながら必死の電信柱にしがみついて、すごい力の引き波に府kなどを引きはがされながらも耐えぬき、一命をとりとめたそうです。

目の前で流れてきた車が爆発、真っ暗な中で、火の手が上がるのを見ながら、「もうだめか・・」と思ったそうです。その夜の寒さは厳しかったが、見上げた夜空の星が夜空いっぱいに光っていたことが忘れられない・・・と。

寒さで眠りそうになるのを必死に我慢しながら迎えた朝、もたれかかっていた「もの」を見るとそれは遺体だときずいて、周りを見たら・・・、遺体だらけだったそうです。(それ以上は言えません・・・と口を閉じられました)

そして側溝に足を取られながら避難所にたどり着き、診察を受けたら「凍傷」の治療を・・・と紹介状を書いてくれた医師が「近所の病院はいっぱいになるから大阪警察病院に行け」と言われ、自衛隊のヘリで移動。なぜか三沢基地へ行き、社会福祉協議会から10万円を借りて新幹線を乗り継ぎ、大阪へ。やっと病院にたどり着きました。そこで初めて看護師がシャワーを提供してくれたそうです。

その後、大阪でも社会福祉協議会のサポートを受け、大阪の宮城県事務所と協力しながら、募金活動や語り部の活動をし、現在は仙台市にすんでいる・・・・。

石巻に帰り、自分の家に住みたいが、いろいろ考えている・・・と。

Kさんの生死を巡る体験は、生きるためにはあきらめてはいけないこと、自分が行動していかなくてはならないこと・・・・を教えてくれました。3年たってやっと勝たれることがある・・・とのことでした。

友の会の資料を見ると、塩釜市で被災して仮設住宅や借り上げ住宅にいる世帯は627世帯。完成した戸建て住宅は31戸。多賀城市(岡山市が支援に入っていたところ)は1623世帯が仮設などに住み、完成した住宅は一つもなし・・・。平成26~28年で完成し入居予定ですが、工事は遅れています。これからが勝負どころです。東京オリンピックで影響を受けることは間違いない・・!と話しておられました。

資材も人も不足です。でも仮設住宅の暮らしは限界を超えています。宮城の関連死は889人。これからが心配な状況なのです。「復興住宅が不幸住宅にならないようにしないと・・・!」という言葉が心に残りました。

医療費助成は所得制限(非課税世帯)がされて、同じ被災を受けても受けられない人がいることが影を落としているようです。医療費負担は大きな重みです。岩手や福島ができることをなぜ宮城でできないのか・・・という訴えに胸が痛みました。本当におかしいですね。

一日目から厳しい現実が見えてきたのです。2日目は桂島へいきます。続きはまた明日・・・。