年金の積立金の運用
2014年5月13日 崎本 とし子 とし子からの手紙
私はラジオをよく聞きます。
NHKの朝のラジオ体操の後の番組で、「日本経済の動向」という時間があり、火曜日には経済評論家の内橋克人さんが登場します。
良識ある内橋さんの話はいつも注目しています。今朝のテーマは「年金積立金の運用について」でした。
安倍首相は、129兆円といわれる年金の積立金の運用について、「もっと株などに投資するようにしろ」と言っているようです。現在運用については行政法人が損失の少ない国債などに限って運用しているようですが、それを変更してリスクの高い株投資などにもっとつかえ・・・というわけです。安倍政権の経済政策に年金積立金を使おうというのです。(運用を監視する組織のメンバーを自分の近い人に変えたらしい・・・)
私は冗談じゃない・・・!と思います。大損した時に責任を取る仕組みはありません。だれも責任を取らない中で、国民の大切な年金積立金を「運用」してもらっては困ります。監視組織では賛否両論とのことです。総理大臣になれば憲法も年金積立金も自分の思うままに変えられる…!変えていいのだ・・!と考えているのなら大間違いです。
年金生活者の私は、私のかけた年金掛け金を株なんぞに投資してくれるな・・・といいたい。年金の積立金は年金のために使ってください。正当な利子できちんと増やして確保しておいてください・・といいたい。
内橋さんはもちろん自分の経済政策のためにハイリスクの運用をするなどということには警鐘を鳴らしていました。
おかしいぞ安倍内閣!ほっておくとなにをするやら・・・。「100年安心の年金」を公約したのは公明党でしたよね。もうお忘れでしょうか。この危ない政権からは目が離せません。