一斉休校・・・介護や医療の現場から子育て世代を奪ってどうやって利用者やってを守るのか
2020年3月3日 崎本 とし子 とし子からの手紙
今日はひな祭りの行事がすべて中止になりました。いい天気です!
近くの家を建設する工事の音がにぎやかです。家にじっといることが少ないので、こんなに音がするんだ・・・・と。
さて、一斉休校が始まりました。昨日は仕事でした。
「子どもは大丈夫でしょう。心配なのは高齢者です。なのに介護や医療にかかわる人が仕事できなくなったら困るのは高齢者だよね。・・・」と利用者や家族から心配の声が・・・・。
一斉休校は、「専門家と相談はしていない。私の独断だ」と安倍総理は認めました。専門家は「安倍総理の終息への思いの表れでしょう・・・。」と。
科学的根拠なしの「思い」に振り回される国民は、死活問題です。間違っていたと思うのなら、専門家が厳しく指摘し「訂正」すればいいのに、それもしない・・・。昨日専門家会議の副委員長だという人が会見して、「症状の軽い若い人の行動が感染を広げている」と。子どもたちの学校生活は公衆衛生的に対応が可能です。養護教諭はいるし、感染防止の対応はできるのですから。
私は休校せず、普通通りに学校運営をしている自治体の判断を支持します。責任も覚悟もして、科学の目で判断できる首長さんは立派です。そういう首長が増えることがこの国の希望ですね。
トイレットペーパーが切れそうなので、近くの店に買いに行ったら、「売り切れ」と。困っています。住民も科学の目で対応する力をつけたいですね。
この機に「緊急事態条項」という言葉が安倍総理の口から出ると恐ろしくなります。「独断の人」が「権力を持つ人」であることの危うさを思うからです。トップダウンの「緊急事態条項」など必要ないと思います。それは必ず人権制限につながるから。