合同会社岡山在宅看護センター晴は5周年!
3月も今日で終わり、明日からは新年度です。
赤瀬佳代さんとともに設立した合同会社岡山在宅看護センター晴は17日に5周年を迎えました。
私はがんの告知を2回経験して、在宅で旅立ちたいと準備を始めていました。そのためには在宅主治医と訪問看護師が必要・・・と真剣に考えていた私は、メッセンジャーナースの活動を通じて赤瀬さんと出会いました。
私と親子ほど年の違う赤瀬さんは、とてもよく勉強していて、コミュニケーション力のある看護師で、私は信頼を寄せていました。
彼女が日本財団の企画する「起業家育成塾」の1期生として学び、岡山で起業することを知り、期待を寄せていたのが2015年の年明けです。看護師起業の在宅看護センターをぜひとも成功させたい、在宅看護の質的な貢献をする事業所が欲しいと思い支援していました。同じメッセンジャーナースとして顔なじみではあったけれど、会社設立に赤瀬さんから声がかかったのは想定外でした。私は、赤瀬さんに絶対の信頼を持っていました。彼女の誘いを受けてともに合同会社を設立することになったのです。赤瀬さんは今看護協会の在宅看護の人材育成にかかわるなど岡山の在宅看護の質を向上させるためにも貢献しています。「利用者ファースト」のブレない信念がいい!看護師としての研鑽を忘れません。素敵な看護師です。
訪問看護事業は2・5人の看護師が必要です。当時その確保はなかなか大変でした。それでも何とか乗り越えてもう5年!事業は継続可能なものになりました。
今年度は事務体制も確立し、来年度は看護師2人の採用、育休看護師の復帰、OTの採用などでさらに充実します。看護師11人、事務2人、OT1人の体制になります。
楽しい5年でした。私は今も時々訪問看護に出ていますが、これからはバトンタッチを考えて、若い人たちに私のしてきたことを手渡していきます。2年後を目標にしたいと考えています。
晴はこれからも「心を晴ればれとさせて、前に進むお手伝い」を続けていきます。これからも若いスタッフたちの成長を見守っていきたいと思います。