「党首討論なし」で年越しか?
2017年11月27日 崎本 とし子 とし子からの手紙
今年もあとのこりひと月あまりになりました。今年は国会での党首討論が一度も行われていない・・・ということを知りました。
国会の議論が低調なのです。野党の質問時間を減らしたり、国会をきちんと開かなかったり、とにかく「論戦」をしたがらない安倍政権です。国民の前で真摯な議論をしないので、国会なんて国民から見れば「つまらないところ」になっているのではないでしょうか。
「議員」は論戦ができなければ、やめたほうがいい。議論を嫌い、まともに向き合えない人は政治家失格なのです。
だって、議員の「議」は言便がついています。議員は言葉で伝える力が必要なのです。人の世は言葉でコミュニケーションをとるのだから。
今の安倍政治は、まともな議論を嫌い、「少数者」の声を断ち切り、自分の思ったようにゴリ押しする「強権政治」です。野党の質問にまともに答えず、「議論のふり」をしています。(はずかしい!)
ルールはあるのに、今年は一度も党首討論が行われていません。不公平な選挙制度で勝ち取った議席で、国民負担を増やす増税、社会保障制度の負担増の仕組みが推し進められようとしています。
思い出しましょう。小選挙区での自民党の得票は47.82%、なのに議席は218人で議席占有率は75.4%なのだということを。