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「母と暮らせば」観ました!

2015年12月26日 崎本 とし子 とし子からの手紙

山田洋二監督の「母と暮らせば」を次男の連れ合い(産休中)と共に観に行きました。

助産師の母と長崎の原爆で瞬時に亡くなった息子(母を思い、幽霊になり母のもとへ来る)の話。病気で夫を亡くし、二人の息子を戦争で亡くした母親が息子の恋人に支えられながら懸命に生きている・・・。恋人は自分が生き残ったことに苦しみながら、「自分は幸せになってはいけない」と自分を責めている・・・・。母は、「息子のことは忘れて、幸せになっていいのだ・・・」と伝える・・・。

息子が「僕が死んだのは運命だったのだ…」というと、母は「災害とは違う。人が起こした戦争であなたは死んだのだ。…」と話す。

二人の息子を戦争で亡くした母の悲しみが伝わります。

今年観た「母さんの木」でも戦争で7人の息子を亡くした母の悲しみが伝わりました。心に残った言葉は「こんなことなら何をしてでも戦争に行かせるんじゃなかった・・・!」と悔やむ母の言葉です。

戦後70年の今年、戦争の悲惨を伝える映画がたくさんありました。戦争の悲惨=アジアの人々2000万人、日本国民300万人ともいわれる命のひとつひとつに家族があったこと、その悲しみは本当に大きいことを思うと胸が詰まります。

一つ一つの命に思いを寄せる看護師として、母として、「戦争法をなくし、戦争で子どもの命を奪われることのない日本にしたい!」と強く思うのです。

「父と暮らせば」と対の映画「母と暮らせば」をぜひご覧ください。悲しい結末が涙を誘います。井上ひさしさんや山田監督のメッセージをしっかり受け取りたいと思います。

もうすぐ出産予定の次男の連れ合いとみることができてうれしかったです。きっと元気な子を出産して、「この子を守る・・・」とがんばるに違いありません。