新基地NO!沖縄で大集会・・・安倍総理はアメリカで「辺野古しかない…」と発言。民意を足蹴にする総理大臣でいいのか?
2015年4月29日 崎本 とし子 とし子からの手紙
28日は沖縄の「屈辱の日」(1952年4月28日にサンフランシスコ講和条約が発効し、沖縄は日本から切り離されて米軍の占領地として継続することになりました)。
沖縄では県民大集会が開かれ、「もう基地はいらない!」と声をあげ、目抜き通りを2500人がデモ行進しました。「しまぐるみ運動」は党派を超えて、「未来」を見据えたうねりとなっており、逆流することはありません。翁長知事は県民の声を体現して行動中です。
日米両政府は、沖縄の民意を無視することはできないはずです。しかし、この国の総理大臣は、この民意を足蹴にして、平気です。沖縄の民意よりアメリカとの関係を優先しています。国民のための総理大臣にあらず、アメリカのための総理大臣です。
今以上に基地機能が強化される辺野古移設の及ぼす県民への影響をしっかりと見定めたうえで島ぐるみ運動は発展してきました。
私は「中国の脅威」がふりまかれている中で、冷静に軍事強化の方向でいいのか。東アジア平和構想を実現できないのか・・・・と考えています。隣の国であり、経済的にこの国との関係を考えずには今後の日本の経済発展も見込めない中で、軍事強化の方向を推進する国の方向は20世紀型の古い発想でしかない…!と思えてなりません。
軍事的解決には未来はない・・・!このことだけは歴史から学ぶ大切な事実です。日本国憲法の理念に立つ「外交的解決」をとことん追求すべきです。対話力、コミュニケーション力は人の世には大切。国の関係でも知性と理性のある対話は軍事に勝る力を持つと信じています。
安倍総理の対話力のなさは政治家として致命的な欠陥だと私には思えるのです。この人は危ない・・・・!早く国民の力で止めなくてはなりません。