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医療保険改悪法案が可決・・・国保制度は県制度に!保険外診療の拡大や負担増の懸念

2015年4月26日 崎本 とし子 とし子からの手紙

24日に衆議院厚生労働委員会で医療保険改悪法が可決されました。

質疑されたのはたったの3日です。参考人質疑を入れても22時間の審議時間です。ひどい国会です。碌な議論もせず、「可決ありき」でゴリ押しした法案の中身はどんなものでしょうか。

国保制度を県制度にして、県単位で医療費のコントロールをすることになります。医療費が多いと抑制しようとするのでベッドを減らしたり、受診抑制をしたり…ということが起こりかねません。保険料は県が決めることになりますが、今多くの自治体で行っている法定外の繰り入れを県がせず、自治体にやめるよう言えば、自治体は責任はない…とばかりに一気に中止しかねません。すると保険料は10000円はすぐに値上がりします。

「保険料を払いたくても払えない・・・」という住民の現状を踏まえず保険料徴収強化がはじまり、「取り立て行政」になりかねません。後期高齢者医療制度の保険料は半分以上の人が特例軽減を受けていますが、それを廃止して2倍~10倍の値上げになります。

入院食事代は260円から460円になり、1月の入院で18000円の値上げです。

紹介状なしで大病院を受診するときは5000円~10000円の定額負担が必要です。

消費税を上げながら、これほどの負担増を押し付け、国保組合や協会けんぽへの国庫補助金や負担率を引き下げるというのは国民だましもいいところです。(老いも若きも負担が増える)

「患者申し出療養制度」が新設され、自己負担医療を容認し、公的保険の適応をすることの責任を国が怠ることにつながるのではないかと気がかりです。(お金のある人は日頃から高い保険料を払って民間保険を使い、安全性や医療事故などのリスクを自己責任にして高度医療を受けることができるが、「ふつうの人」は受けられません)

「いつでもどこでも安心して医療が受けられる」という国民皆保険制度の根本が壊される…という気がしてなりません。

命は平等、どの命も大切・・・という価値観を揺るがす大改悪法案をゴリ押ししているのは、自民党、公明党、維新の会です。

今日は地方選挙の後半戦の投票日。多くの人がこのことを知れば、投票率も上がるのではないでしょうか。