マスコミを総動員の安倍総理の選挙戦略
2013年5月21日 崎本 とし子 とし子からの手紙
安倍総理とマスコミの幹部が会食・懇談を重ねて、政府幹部や自民党幹部の長時間インタビューや取材をし、「批判抜き」の垂れ流し報道をする・・・・という状態が日常化しています。
「ジャーナリストは権力の見張り番」という言葉をよく聞いていた時代とは大違いです。今の日本は、マスコミが政治の先導役をすることが、常態化していることに危機感を持ちます。マスコミの影響は大きいからです。マスコミが言っていることが事実の報道ではないことがある・・ということを知っておかなくてはなりません。
「総理官邸で食事をした」「総理大臣から招待を受けた」・・・と喜んでいるジャーナリストもいて、それを隠すこともしない・・・今日です。「飲み食い」は政治を堕落させますが、報道も堕落させるのではないでしょうか。安倍総理ハ、マスコミを抱きこんで、選挙を毎日しているように見えます。
ジャーナリストとは何か。誇りを忘れぬ良識ある人々がいることも私はよく知っています。
「真理が大衆をつかむ時歴史は動く」と思います。真実を知るには、見極めヶ必要な時代ですね。赤旗新聞は、その意味で重要だ・・・と思います。