成年被後見人に選挙権・・・よかったです!
成年後見人がつくと選挙権を失う規定が改正され、被後見人に選挙権が回復します。国は控訴していますが、参議院選挙から適応されることになりました。全会一致です。良かったですね!
当事者の声が反映されない障害者自立支援法のような法律が作られた時、「私たちのことを私たちぬきに決めないで!」と裁判を起こしがんばった皆さんのことが思い出されました。今回の改正は本当にうれしいことです。
主権在民は、日本国憲法の中心のひとつです。選挙権の持つ意味を、改めて考え、投票行動する人が増えるといいなあ・・・と思います。
私はいつも思います。「今、有権者が決めることは、今、子どもで選挙権のない人たちの未来を決めること」だと・・・。きちんと考えて、決して軽んじてはいけない。私たちが子どものとき、当時の大人たちが決めたことの仕組みの中で、今の私たちは生きているのだから・・・・。「戦争しない国」で生きてきて、「戦争する国」にするのかどうかを決めるのは、私たちなのですよね。私たちは、「戦争しない国」を選び取ることは出来るのです。
投票に行こう!!
橋下氏の「大演説」は恥の上塗り
昨日、橋下大阪市長は、外国特派員協会で3時間に渡り「講演」したそうです。
NHKの報道は「理解できなかった」という女性記者の言葉とともに「(米国への)謝罪がされ・・・・すばらしい・・・」という男性記者の言葉を報道しました。全体としてどういう内容だったのか・・・。
今朝の新聞を読み、おおよそ理解しました。赤旗しんぶんの報道は、こういうときに欠かせません。
米国への「風俗活用を」の発言は撤回し、米国への謝罪はしたが、慰安婦問題での発言は、撤回も謝罪もせず、沖縄の人々への謝罪も無かったようです。あいも変わらず、異常な歴史認識に基づく「持論」を展開し、失笑・・・・。恥の上塗りです。そして開き直り、責任転嫁・・・・の姿勢だったとか・・・。「橋下節に冷たい視線・・・より窮地に・・・」(山陽新聞3面)との報道もあります。
歴史と向き合わない姿勢を持った人だ・・・と世界に印象付けました。
政治家は間違いに気付き修正できる人、謙虚な人、人の言葉に傾聴できる人、「ごめんなさい」といえる人であって欲しい・・・・と私は思います。「ならぬものはならぬ」です。