西村教授の防災講座(東山公民館)
東山公民館で、防災講座がありました。講師は、理科大の西村教授でした。地震学専攻の先生とは以前にもお会いしており、久しぶりの再会でした。
テーマは、「南海トラフの巨大地震の新たな想定と岡山への影響」-平井・旭東学区を中心にーでした。以下、興味深い内容です。
M9クラスの地震(震源の位置で変わるが・・・)があったとき、平井・旭東で震度6弱と想定、激しい揺れが5~10分続く。地震波の焦点効果の影響は少ない地域と考えられるが、液状化は起こる。福祉事務所のところの地質調査を分析すると、液状化の危険度は高い。(浦安・築港の地域の比べれば危険度はやや低い。しかし、ボーリング調査が少なく、詳細には不明)
津波については、児島湾堤防の強度により、被害は変わる。今年度末の岡山県の被害想定が示される予定。注目を!(少し遅れるかもしれない)・・・・・・
必ず起こるであろう地震の現実をしっかり踏まえ、出来ることはしておかなければ・・・・と思うのです。
一部屋だけでも地震対策をとり、「命を守る」事が大事。地震保険をかけていても、死んでしまっては四方がありません。
自分が住んでいる場所がどういう地質のどんな場所なのか・・・を知り、取れる対策をとっておきたいですね!
いい企画をしてくれた安全安心担当の職員に拍手です。こういう地道な努力の継続が必要だと思います。
梅が咲いた!
近所の小梅の木の花が咲きました。このあたりでは一番早く咲く梅の花です。かわいいので、思わずパチリ!
今日は、寒いので、花が震えているようでした。がんばれ・・・・と声をかけました。
インフルエンザが猛威を振るっているようです。ご自愛くださいね。
緩和ケア病棟でのボランティア
今日は協立病院緩和ケア病棟のボランティアの日です。節分の会を企画し、少しでも楽しんでもらおう・・・と思います。
私は「鬼といりまめ」の絵本の朗読をします。お茶を飲み、ぜんざいを食べながら、懐かしい童謡を唄い、ちょっとお話も聞ける・・・という趣向です。
意外と節分に「いり豆」を蒔く訳(というかいい伝えです・・・ね)を知らない看護師さんも多くて、知りたい、聞きたい・・・ということになりました。
緩和ケアボランティアは、日常の暮らしの空気を病棟に運ぶ「ほっとする風」だ・・・と私は思っています。
緩和ケア病棟は、「死ぬ場所」ではなく、「最後を生きる場所」ですから・・・・。ボランティアは大切だなあ・・・と思うのです。看護師としてではなく、ボランティアとしてかかわることに喜びを感じている私です。
市民劇場の会員は255人増えて、前回クリアー!!
「片づけたい女たち」というお芝居を観る運営サークルになり、担当のサークルはもちろん担当でないサークルの人たちとも協力して、会員を誘っていました。そして、ついに247人の退会者に対して、255人を迎えることが出来ました。
いろんなドラマがあったようです。人に声をかける・・・のは勇気が要ります。知り合いに声をかけ、近所の人にも声をかけ・・・・、「いいよ・・・」という場合ばかりではありません。結局、一人も増えなかった・・・とうなだれる人もいましたが、「みんながんばっている」と、そのがんばりを共有できました。そして、お互いのがんばりを認め合い、支えあう中で、やり遂げたのです。「みんながやればできる!私たちはやれるのだ!」という確信になったのではないでしょうか。みんなの力はすごいね!
リーダーの人たちが、上手にリードしていました。その力量のすばらしさに脱帽です。
「信という字は、人が言うと書きます。言わなければ信頼関係は築けません。言いにくいことを言える関係を築いていければ、安心して利用でき、安心して支援できます」とある福祉施設の施設長さんが書いておられました。
言いにくいことを話せる・・・関係の組織は、健全だと思います。市民劇場は気持ちのよい団体です。
上演日は、気持ちよく観劇できるように、スタッフ一同お待ちしています。
生活費が高く暮らしにくい都市の1位は東京、2位は大阪
英国の調査で、生活費と暮らしの調査結果に注目しました。日本はデフレ・・・といっているけれど、生活費でみると、世界で一番高いのは東京、2位は大阪だというのです。3位はシドニー、4位はメルボルン・・・・・です。
間接税が高い・・・とされるヨーロッパの都市より生活費が高く暮らしにくい国が、日本なのですね。
生活必需品は非課税にしたり、生活するベースのところは、負担を軽くする・・・というのが、「成熟した社会」の常識です。格差を少なくする平等社会と民主主義の考え方です。
日本政府はこういう状況のもとで、物価を上げ、消費税を上げるのに、生活保護基準を下げようとしています。このことがどういう生活への影響をもたらすのか・・・・。日本では、生活保護の基準は、就学援助や国民健康保険料の減免などの基準に連動する仕組みです。低所得者のくらしに深刻な影響となることは容易にわかることです。
貧困の連鎖を断ち切るためにするべきことは、雇用の確保と最低賃金の引き上げなど、諸外国と比べても遅れている社会制度整備です。仕事と子育ての両立支援、子育て支援を充実すれば、出生率は上がることは間違いありません。
生活しやすい国、町・・・をつくりたいものです。
がん教育
「がん」という病気を知っていますか。正しく知って、自分の命を守りましょう。・・・・・・
中学校や高校で、がん教育を行うことで、予防できるものは予防し、検診を受けることの大切さをしり、ワクチン接種や検診受診の習慣を身につけて欲しい・・・と思います。家族や自分ががんになったとき必要な情報をどこでとることが出来るのか・・・を知っておいて欲しい。知っていれば、少しでも「受け止める」手助けになる・・・と思うから。
そんな願いを込めて、中学校で「がんを知ろう」という講義をさせていただくことになりました。ひとつづつ実行していきたい・・と思います。
どうぞ、中学生に「命を大切に・・・」の思いが届きますように!
がん経験者の就労相談にかかわる人のためのスキルアップセミナー
大学病院の会議室で、がん経験者の相談にかかわる人のスキルアップセミナーが開かれました。CSRプロジェクトの桜井なおみさんが企画したものです。
支援相談センターの人や松岡先生などドクター、患者会、社会労務士など参加者は多彩でした。基本講座のあとはロールプレイでの研修でした。
・就労環境について知っておきたいこと
・がんと診断されたときに
・休暇の過ごし方
・職場でのコミュニケーション
・再発してからの働き方
・労働法の考え方をしることが相談の基礎
・雇用にかかわる主な社会保障制度・・・などについて、テキストで学習し、具体的な事例で知ることが出来ました。
がん患者は、就労などの相談ができなかった人が26,1%もいるのが現状です。これからもスキルアップして、お互いに支えあっていけたらいいなあ・・・と思っています。たくさんの情報をいただいたので、今後に活かしたいと思います。
今後は、参加者同士が知り合いになり、顔のみえる連携が取れるとうれしいですね!
復職・再就職のために岡山で取り組みたいことが見つかり、実現したいと思っています。がんサロンを広げるために、熊本の取り組みを知りたいと思っています。九州新幹線に乗って、交流に行こうと考えています。あ、やりたいことがいっぱいだだあ!!・・・・・いいえ、地道にやっていきます・・。
旭東スポーツ少年団バレーボール招待試合
旭東スポーツ少年団のバレーボール部が、招待試合を開催。20チームが参加して、盛大に開かれました。
昨日は4月の陽気でしたが、今日は少し気温が下がりました。明日はもっと寒いらしい・・・。(風邪に注意!)
体育館の中は、子どもたちの元気な声がいっぱいでした。
子どもは社会の宝ですね。友達いっぱいできたかな・・・。
性暴力被害者救援センターを岡山にも!
NPO法人さんかくナビの10周年記念の事業として、「今こそ性暴力の根絶と性暴力被害者支援の体制づくりを」をテーマにパネルディスカッションがありました。
「性暴力禁止法をつくろう」ネットワーク全国キャンペーンにも位置づけられています。全国シェルターネットの近藤恵子さん、性暴力救済センター大阪の高見陽子さん、婦人保護施設「いずみ寮」施設長の横田千代子さん、川崎政宏弁護士、県中央児童・女性相談所の薬師寺真さん、産婦人科医の上村茂費仁医師がそれぞれの立場で発言。
性暴力被害の実態と支援の現状では、ホットラインの取り組みから、1日アクセス数3万件、DV/性暴力4%。
内閣府の調査では、8%のレイプ被害で、76,9%が顔見知りの犯行、7割の被害者はどこにも相談していない、被害の7割が後遺症による生活の変化を余儀なくされ、心身の不調を22,4%が訴えている・・・。
子どもの性暴力被害への対応は急務である・・・。必要な人に必要なだけの支援を!と・・・私も痛感しました。大阪の性暴力救援センターの取り組み経過や開設後の実態報告は、岡山での取り組みの参考になるものでした。
岡山にも救援センターを作りたい!「ネットワーク方式」での取り組みがはじまろうとしていますが、「核」となる拠点ハ必要です。性犯罪を法できちんと取り締まれるようにするには、法整備が必要です。
関係者が力を合わせて、実現していきたいものです。
保育園の「節分の会」
アップル文庫は、季節行事のときに保育園などにお話や唄、手遊びなどで楽しむ時間をつくっています。
今日も手遊びや「にゃーご」のジャンボ絵本、「おにといりまめ」の昔話を読んで楽しみました。集中力がすごくて、よく聞いてくれました。もって行った鬼の面を恐ろしそうに見ていました。(午後は赤鬼がきたらしく、孫は「怖かった!」と・・・。)
想像力のある子どもたちです。
何で鬼にいり豆を投げつけるのか・・・皆さんはご存知ですか?
日常の行事にも「物語」がついてくるとと、面白いですね。