「維新の会」は改憲政党・・・危なっかしい!
「自民党や公明党ではやりぬけない改憲を維新がやる・・・・」と橋下共同代表が言う姿がテレビで報道されました。
維新の会は、憲法九条を含めて、憲法を変えようとしている政党です。しかも、自民党よりも過激・・・です。
「怖い!」「危ない!」と思うのは私だけではない・・と思います。
大阪市では、市立病院の統廃合問題や高齢者交通費補助の廃止など、市民直結ノサービスを容赦なく切り捨てています。「決断してよくやっている・・!」という人もおられる様ですが、「ちょっとやりすぎだ・・・!」という批判も増えているとか・・・。
何でもやればいいというものではありません。「既得権益に遠慮せず・・」というのは、この政党の体質から見るとパフォーマンスのように聞こえます。だって、政党助成金を受け取り、企業を含めて政治パーティーを開いて、一夜で何千万円という会費を収入する政党です。体質は自民党と少しも変わらない。党大会だといっても地方議員と国会議員が集まるだけ・・・・。ごまかしを国民は見破ってきているから、支持率が3%まで落ちてきたのでしょうね。
橋下さんは参議院選挙で、大阪市長を放り出して国政進出を考えておられるのではないでしょうか。市長を放り出した人を他にも知っていますが、有権者の信用には値しない人だ・・・と私は思います。
さて、橋下市長はどうなさるのか・・・動向を注目しておきたいと思います。
やってよかった!・・・「がんシンポ」報告
市立中央図書館の視聴覚ホールをお借りして、がん患者・家族会連絡協議会主催で「がんシンポ」を取り組みました。(私は司会を担当)
場所は岡山市保健管理課の協力をいただき、山陽新聞や朝日新聞が広報をしてくださり、問い合わせが5件ありました。当日は読売新聞の記者が取材をしてくださいました。皆さんに感謝でした。
2人の県議(自民党・民主党)が参加してくださり、2人の議員(共産党)からメッセージが届きました。市議さんは参加はありませんでしたが、条例を作った議会だけあって、いつも関心を寄せてくださっています。
年度末のお花見日和ということで、公的にも私的にも大変な中でしたが、25人が参加してくださいました。
まず、がん患者の就労と療養に関するアンケート調査報告を岡大病院腫瘍センター長の田端医師からしていただきました。「おおまかな報告」ということでしたが、患者会がずっと問題意識を持っていた療養環境(治療と仕事の両立、経済的負担の現実など)がはじめてリアルに数字で示せる調査が岡山で出来たのだ・・・と思え、私は何度も胸が詰まりました。
その後、5つの患者会の発言があり、調査の中身をよりリアルに知っていただくことが出来た・・・と思います。どの発言も事例や体験に裏打ちされたもので、説得力がありました。介護保険の利用がままならない現実、経済的負担の重さと葛藤、就労支援はハローワークが病院に出向して共同を・・・という提言など患者会の発言の内容が解かりやすくて、取り組んでよかったな・・・と思いました。共同して取り組むと、信頼関係が強くなり、これからもともにがんばろう・・・という気になりますね。
始めて参加の人が多かったです。ある参加者は、「現状がわかりやすく語られて、すごく勉強になりました。行政と一緒にやっていく・・というのがいい。」と感想を語ってくれました。
最後に、岡山県医療推進課の橋本修一副主幹(計画作りに中心的に取り組んでくださった人です)が第二次計画について報告してくださいました。患者会など当事者とともに、計画の推進を・・・と話されました。報告では「がんになっても安心して暮らせる社会を」ということばが繰り返し出てきました。
私は、今がんを完全に予防することはできないけれど、たとえがんになっても生きていける(早期発見で治るがんを見つけなおす、経済的負担に苦しむことなく病気と向き合える、自分らしく生き抜ける・・・)社会を作ることは、他の病気や困難と向き合っているすべての人にとってもいい社会になることだ・・・・と思います。
こうしたシンポを医療関係者や行政とともに繰り返し取り組み、がん患者の流す涙を一粒でも減らす仕組みづくりに役立てたいものです。皆様、今後も引き続きご協力をよろしくお願いします。
昨日発言したYさんはいいました。「私はいま生きている・・・。だから少しでも社会の役に立ちたい・・・と思い、こういう活動をしています」と。
私も同じ思いです。がんを経験してなお生かされているこの命は、最後まで人の役にたつ命でありたいのです。
岡山市がん対策推進委員会がありました。
桜が咲き、春爛漫の陽気です。近くの旭川のかわらでは、さくらカーニバルです。
さて、29日に岡山市のがん対策推進委員会がありました。新しいカードやポスターができて配布されました。毎年その予算は確保されます。条例の力だと思います。委員会では医療関係者だけでなく、患者当事者、教育関係者、企業の代表、福祉関係者もいて、ほぼ全員が発言します。いい運営だと思います。
がん教育(生徒や企業などへの)、検診啓発での企業との共同、治療と仕事の両立のためにも企業の啓発の必要性が出されました。いい議論でした。患者の経済的負担の問題もタブーではありません。
岡山市が啓発のリーフレットを作るにあたり、患者からのメッセージも入れることになりました。
治療中の患者代表は、自分の経験を踏まえて、「自分は生きていてもいいのか」と自問している葛藤を発言し、がん教育が「生きる」ことを考える授業になる・・・と伝えてくれました。
岡山市がん条例を作ったとき、「当事者の声が反映されて、施策が推進される」ことを願いました。委員会ができて、一歩一歩進んでいると感じています。
岡山市が進める「在宅医療岡山モデル」の説明もありましたが、その実現に期待を持っています。患者としてその方向に希望を持ちます。皆さんの努力に敬意を払いつつ、私のミッションを果たしていきたい・・・と思います。
30日「がんになっても自分らしく生きたい」シンポ
さて、「がんシンポ」が明日に迫りました。
たくさんの人が来てくださるとうれしいのですが・・・・、ワクワクドキドキです。
地域がんサロンでは、年に2回の公開講座をしています。今回もその一つです。取り組みの経過が大切だ・・・と思っています。治療中の仲間、調子が悪い人、年度末で忙しい・・・という人もいます。
でも今年度の最後にやるのにふさわしいシンポです。ぜひご参加くださいね。
岡山県に「がん対策推進条例」をつくりたい!4月15日に議員連盟の議員さんと患者団体が懇談
岡山県のがん対策に取り組んでいる医療推進課は、課長と副参事が移動になりました。新計画作りに真剣に取り組んでくださったお二人でした。一年でも移動になるんですね・・・。
来年度も一緒に実現に向けて取り組みたいと思っていただけにとても残念ですが、新しい担当者がいい計画を実効あるものにしてくださると期待したいと思います。
担当者の意欲や実行力によって、取り組みが変わるようなことは無い・・・と信じていますが、要は当事者である私たちが、しっかり声を出して行くことが大事です。
岡山県にも「がん対策推進条例」が欲しい・・・!と今ほど思うことはありません。すでに設置したところが47都道府県中23県です。どこも議会が発議した条例です。岡山県でも議会の主体性を発揮して欲しいですね。
4月15日には、がん議員連盟の議員さんと患者団体などの懇談会があります。うれしいことです。私は、かんじゃの経済的負担問題とがん教育について資料を示し、話したいと思います。そして、条例のあることの意味や大切さについてお願いしたいと思います。
改選まであと2年、現職議員さんの力を信じて、全会一致でも「がん対策推進条例」をつくる取り組みをしたい・・・と思います。皆さんのご支援をお願いします。
一票が活きる選挙制度は比例代表制度
最大2,43倍の「一票の格差」を是正せずに実施された昨年末の衆議院選挙は違憲(憲法に違反)だとして、全国で闘われた裁判は、原告の勝訴の結果が次々出されています。
私が住む岡山2区の訴訟でも「違憲・選挙無効(猶予認めず)」の判決でした。その通り・・・です。
国民の一票は主権者の証です。小選挙区では「4割の得票で8割の得票」ということは以前より指摘されていました。前回総選挙では、53%が「死票」でした。おかしい制度です。
どうすれば一表の格差がなくなり、死票がなくなるのか・・・。
答えは明確です。全国のどこにいても国民の権利に変わりなしですから、全国比例代表選挙にして、政党名での選挙にし、政党の比例代表名簿を掲載するようにするといいのではないでしょうか。
小手先ではなく、民主主義の理念が生きる制度を望みたいものです。
「がんシンポ」(3月30日、13:30~、市立図書館)への問い合わせ次々
我が家のこぶし(はくもくれんではありませんでした)の花が満開です。
さて、新聞で広報されたので、「がんシンポ」への問い合わせが続いています。記者の皆さんありがとうございます。
今日から山陽新聞では「ある日突然・・・乳がん体験記」の連載(毎週火曜日)がはじまりました。
岡大病院が緩和支持医療課を新設して、就労支援を含めたサポートを始める(4月から)とか、厚労省が禁煙支援の相談員を配置して聞くとか・・・・新規計画に沿った動きの報道はgん患者にとって希望です。
がん患者の闘病環境の整備は、なかなか日が当たらなかった場所ですが、法律ができて、岡山市の条例ができ、少しずつ対策ができてきました。こいう仕組みを使って、「たとえがんになっても自分らしく生きれる」岡山市をつくりたいものだと思います。私たち患者会も行政と協同して、推進していきたいと思います。
民謡の清芳会が15周年発表会を開催、開場いっぱいの大盛況!
24日、私の所属する民謡の会の清芳会が、15周年の発表会を開催。400人の開場いっぱいにお客様が来ていただき、大盛況でした。清芳会は和気あいあいがモットーの楽しい会です。
写真は梅若清芳師匠です。5歳から90歳近い人までいて、若い人の参加もありそれは賑やかな舞台でした。
10時から、4部までのプログラムで終了は15時30分・・・。長丁場でしたが、皆さん最後まで楽しんでいただいたようです。参加者と会員、そしてすばらしいゲストが一体で楽しい時間を過ごせました。私の役割も何とか果たせて、無事終わることが出来ました。ほっと一息です。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
初めて参加した夫の感想は、「みんなよく声がでるなあ。びっくりした・・・!」でした。私の唄も「まあまあ」だった・・と。
うれしい感想でした。
孫娘の卒園式
今日は、孫娘(左の子)の卒園式でした。ちょっとおしゃれをして、髪をくくりお姉さんになりました。仲良しのお友達と別れるのは辛いようですが、小学校入学に胸を膨らませています。
孫娘は「将来なりたいものは看護師さんです。」と書いていましたが、なりたいことがあるのはいいことです。卒園資料を読むと保育士、パティシエ、ケーキ屋さん、花屋さん、大工さん、消防士、警察官・・・・いろんな夢がかかれていました。
どの子も夢を持って、ワクワクしながら生きれる社会であって欲しいですね。
さて、いよいよ明日は民謡の清芳会の15周年記念発表会の日です。倉敷公民館で、10時からです。
私は南部馬方節を唄うのですが、ドキドキです。3部と4部の司会もするので最後まで気が抜けません。でも和やかでいい会になりそうなので、民謡を楽しみにおいでいただければ・・・と思います。お待ちしています。
うらと海の子再生プロジェクトから焼き海苔が届きました。
浦戸諸島は甚大な被害を受けました。塩釜のご縁で、私は漁業再生プロジェクトの応援をしてきました。公的助成を待てない・・・として、一般に募金が呼びかけられたのです。それに協力して、2年後の今年、海産物の生産が可能になった・・・ということで、焼き海苔が送られてきたのです。
感謝の手紙が添えてあり、これからも海産物直販を再開していく・・・とかいてありました。
4月からは、ご当地グルメで「のり丼」ができたと聞いています。4月に塩釜へ行ったとき、ぜひ食べてみたい・・・と思います。これからも被災地と寄り添っていきたいものです。