一票が活きる選挙制度は比例代表制度
2013年3月27日 崎本 とし子 とし子からの手紙
最大2,43倍の「一票の格差」を是正せずに実施された昨年末の衆議院選挙は違憲(憲法に違反)だとして、全国で闘われた裁判は、原告の勝訴の結果が次々出されています。
私が住む岡山2区の訴訟でも「違憲・選挙無効(猶予認めず)」の判決でした。その通り・・・です。
国民の一票は主権者の証です。小選挙区では「4割の得票で8割の得票」ということは以前より指摘されていました。前回総選挙では、53%が「死票」でした。おかしい制度です。
どうすれば一表の格差がなくなり、死票がなくなるのか・・・。
答えは明確です。全国のどこにいても国民の権利に変わりなしですから、全国比例代表選挙にして、政党名での選挙にし、政党の比例代表名簿を掲載するようにするといいのではないでしょうか。
小手先ではなく、民主主義の理念が生きる制度を望みたいものです。