母よりは先に死なない・・・
昨日、知人の娘さんが心臓発作のため急逝した・・・というはなしを聞きました。こどもが先に死ぬ・・・という苦難を乗り越えるのは大変です・・・。
私は、昨年がんで手術をした際、母には伝えませんでした。母は7年前に乳がんで手術を受けています。手術しない・・・という母を説得したのは私でした。今、経過はいいようです。
先日、墓参りに帰ったとき、母が言うのです。「どうしていわなかったの・・」と。
私は「心配かけたくなかったからね。」と返事。
私の病状が気にかかるらしいので、「手術がうまくいったから大丈夫よ・・。お母さんの介護が要るときはかようから・・ね。任せなさい!」と追加・・。
変形性膝関節症で膝が痛い母ですが、まだまだ元気です。今年81歳になりました。
私は母を見て思います。母よりは先に死んではいけない・・・、母を悲しませたくない・・・と。
がんの告知を受けたとき、手術療法で治せる・・・と思いましたが、どこかで「もしも・・・はある」とも思っていました。そんな時、絶対治す・・!と私に思わせたのは、母の存在でした。「母よりは先に死なない!」という決意が私を前向きな闘病に向かわせたことは間違いありません。
母には天寿を全うしてもらいたい・・・。そして、少しでも大事な時間を母と共有したい・・と思っています。
太陽光発電を設置して3年余
我が家は2008年5月に太陽光発電を設置しました。3年余が経ちました。
発電量はトータルで21760kwh、消費量は15660kwhです。少しは温暖化対策に貢献しているかな・・・と思います。
12月から2月の3ヶ月は消費量が少し上回りますが、9ヶ月間は余力電力を中電に売電しています。
補助金のない時代に「地球の命」のためだ・・・と先行投資(夫の退職金を当てた)をしました。10年保証です。たとえば5月でみるとと557kwhを発電し、253kwhを消費するという状況になっています。
我が家の太陽光発電の取り組みは小さな努力ですが、再生可能エネルギーを政策的に増やすことで、原発廃止はできると私は思います。
中電のエリアでは発電と消費電力の現状はどうなっているのでしょうか。島根原発を停止して発電量をゼロにしたら電力が足りないというのならきちんと現状を明らかにして欲しい。
電気が足りない・・といって原発を作っておいて、身近な発電所を放棄していたり、企業の自家発電を認めなかったりしてるんじゃないでしょうね・・・。
私は苫田ダムのことを思い出すのです。水源が足りない・・・といって過大な水需要計画を作り、巨額な公共投資でダムを作ったけれど、結局大きすぎて「余水」が残り、税金(県税6億円)でそれを補填している・・・!?身近な水源を放棄し、苫田ダムに変えてみたものの、人口は減り始め、家電製品も節水に移行し、企業にも節水が浸透してきて給水量はふえてないのです。
私は給水実績に照らして、「節水で築く市民ダム」で給水量は確保できる、過大な計画がおかしい・・・と言い続けました。・・・そして指摘はそのとおりになったのです。
電気の問題も事実に照らして、「電力は足りない」という宣伝を検証しなければなりません。私は足りていると思っています。「節電で築く省エネルギーの暮らしと再生可能エネルギー普及」を本気で政策化するときです。
終戦66周年
今日は終戦の日。私の叔父2人が戦死しました。父は戦犯の容疑をかけられ、地域の皆さんが嘆願署名をして命を長らえたのだ・・・とききました。父は一切戦争のことをこどもに語ることはなくなくなり、亡くなったあとの法要で父の知り合いからその話を聞きました。
だから、地域のために尽力することが父の決意になって、自分は表ではなくいつも参謀・・として世話役をしていました。
太平洋戦争では2000万人を超えるアジアの人々が犠牲になり、日本国民も戦災を含め310万人ともいわれる人が犠牲になったのです。
そして、従軍慰安婦問題など戦後処理も為されないまま今年は66年を迎えました。あらためて声を上げているもと慰安婦の人々の「人間回復」をはかりたい・・・!彼女らが生きている間に、国として謝罪と補償をし、戦時性暴力を二度と繰り返さないようにするために歴史の事実をきちんと教育で教える・・・という表明をするべきです。「慰安婦」を削除する教科書採択などは論外です。
今年は大震災と原発事故の被害が続くなかでの終戦の日となりました。
自然災害は別として、戦争も原発事故も人の手で起こしたもの・・・。人の手で起こすことは、人が止めなくてはなりません。止めることができるものです。
戦争後、「戦争放棄」の憲法をつくったように、福島原発事故を経験した日本は、原発を廃止して再生エネルギーへの転換を果たさなければなりません。今、生きているわたしたちに課せられた使命ではないか・・・と思います。
原発で働く労働者の姿を見て、企業の利益のために人の命を後回しにさせてはならない・・・!と強く思っています。
日本共産党は、戦争にも原発にも一環して反対を貫いてきた政党です。この党がこの国にあることは、「大企業栄えて民滅ぶ・・」政冶を許さない大事な保障です。
今なお続く大企業への減税、一方で義捐金を受け取ることで生活保護を打ち切り、庶民増税を口にしてはばからない政治を変えるのは、共産党しかない・・・と思えるのです。
民主党の党首が誰になっても、その基本を変えることにはつながらないことを国民はもう見抜いているのではないでしょうか。
家族が集まるお盆
お盆でこどもたちが帰省してきました。家族が顔を合わせれるのは、幸せです。
子どもたちはそれぞれにお墓まいりも済ませ、明日、あさってとまたそれぞれの生きている場所へ帰っていきます。
私も実家の愛媛へ、墓参りに帰ってきました。故郷の海と山と川をみて、孫たちとしっかり遊びました。孫たちのエネルギーには驚きます。良く笑い、よく動き、よく話し・・・・私はへとへとです。
私にとって愛媛ががそうだったように、今度は岡山の我が家がこどもたちの実家です。船がドック入りするように、いつでもエネルギーを充電しに帰れる・・安心の場所でありたい・・・と思っています。
東日本大震災から5ヶ月
東日本大震災から5ヶ月が過ぎました。今なお8万7千人が避難生活を余儀なくされています。
原発事故は収束していません。「収束の方向」といわれていますが、余談を許さない状況が続いている・・・と私は思っています。
本当にしんどいですよね・・・・。そんな中で、被災者は必死で前を向こう・・・とがんばっている姿に励まされます。
各地域の「夏まつり」をなんとしてもやる・・・と地域は壊滅したけれども力をあわせて実現する姿は、「これが祭りなんだ・・・」と思わせてくれます。テレビ報道を見て、感動しました。「まつり」は地域の絆創りです。
わが町内は、私が引っ越してきたとき、子ども会はなく祭りはしていませんでした。立派なだんじりがあるのに・・・と残念に思いました。そこで、子ども会を作り、あき祭理に取り組むことを町内会にお願いし、数十年ぶりにだんじりを出すことができ、毎年続いています。
町内のこどもは数が少ないですが、あちこちからこどもたちが集まってきます。町内を巡るのは楽しいです。今年も出せた・・・とうれしくなります。
先日、宮城愛媛県人会の会長さんから、電話がありました。
「手作りの心のこもった寄せ書きをありがとうございました。これから4回のまつりにボランティアにいくので、もっていきます。」
私たちの思いが伝わり、役に立ったことがうれしくて、役員さんに連絡。みんなで「良かったね」と喜びました。
これから絆を一つでも多くつくっていくことがたいせつな時期に入ります。被災者のみなさん、みなさんは決して一人ではありません。これからもともに生き抜きましょう!
理解できない「3党合意」
自民党・公明党と民主党が「合意」して、赤字国債発行法案と再生エネルギー買取法案が国会で成立の見込みだ・・という。
一体何をもって民主党は自民党と政策合意をするというのか・・・。
「3党合意」とは国民からは全く理解不可能な「談合」にほかならない。どんな協議がされ、なにが合意され、何が削減されるのか・・・。国民には全く解からない。国会で議論されたわけではないからだ。議事録に残らない議論の経過である。
民主党は「国民の生活が第一」を公約して選挙に勝った。しかし、それを投げ捨てて、自民党化している。
削減というのなら、まず政党助成金をやめてみろ!といいたい・・・。どうも国民の生活予算を削減しているようにしか見えない。
国民を裏切ってはいけない。自分の信念を折ることは、政党失格である。「3党合意」は大連立の道ではないのか。対決しているかのように見せかけておいて実は裏で「取引」をしている・・・ともかぎらない。正々堂々と国会で議論して、賛否を決めればいいではないか・・・。
この国は「3党」で動いているわけではない。
私はこの国で共産党が議席を増やし、政冶仁影響力をもつようになる日を心待ちにしている。共産党は信念を曲げることはない。民主党にいいたい!国民が変えたかった政治を逆戻りさせることはやめて欲しい。
甲子園の熱戦
甲子園での熱戦が続いています。不思議なことに故郷を応援しています。今治西は初戦で逆転負けしてしまいましたが・・・。
関西高校にはがんばってほしい!
私はいまでも「松山商業と三沢」の再試合の決勝戦のことをよく覚えています。すごい試合でした。高校野球が盛んなことは愛媛県の自慢の一つです。
若者の熱戦は「あきらめない心」をおしえてくれます。今年もたくさんの勇気をくれることでしょう。
夫は試合観戦で「すごい!」を連発しています。その声をきいて、「どうしたの?」と時々私が覗く・・・・といった具合です。
今回大会は逆転、接戦など見ごたえのある試合が多い・・とのことです。暑い日中は野球観戦もいいかも知れません。
今日も暑くなりそう・・・です。熱帯夜のため睡眠不足気味です。夏バテに要注意!!
立秋
今日は立秋。でも暑い毎日です。お元気ですか。
今日から「残暑お見舞い申しあげます」に変わります。
夏至の日に、ああこれで日が少しづつ短くなるなあ・・・と思い、立秋が来て、今は暑いけど秋は来る・・・と思って、目途をたてて暑さをしのいでいこう・・・と自分に言い聞かせています。
暑い折、みなさんもご自愛を!!
ジェンダー統計の講座・・・外では「うらじゃ」の踊り連の熱気
昨日からさんかく岡山主催のジェンダー統計の専門講座がはじまった。私は受講生としてあらためてジェンダー問題を統計的に学び、新さんかくプラン作りの政策整理をしたい・・・と思い受講している。伊藤陽一先生の講義を聞いている。日本や世界でジェンダーの統計を読み取り、今後に生かす。地方独自の調査の必要性も感じる。しっかり頭を使おう・・・。看護学校での講義にも役立つ内容なので、学生たちの講義にも反映したい。
ヌエック(女性教育会館)の統計資料がとても新鮮に感じる。昨日と今日で4講座が終了。9講座あるので、しっかり学びたい。一般参加の受講も可能なので、関心ある方はどうぞ!
さて、昨日今日は岡山の夏祭り・・・うらじゃ踊りのクライマックスである表町では、うらじゃの踊り連が元気のいい、キレのあるカッコイイ踊りを披露していた。かなり気温が高いので、熱中症がきがかり・・・だ。救急車はてんてこ舞いなのではないかしら・・・と気になった。
今年も7000人近い踊り連への参加と聞く。あと1~2年で確か20周年ではなかったか・・・と記憶しているが、「うらじゃ」は岡山のまつりに定着してきたと思う。
関係者には拍手を贈りたい!ご苦労様です!
花火を観る会・・・岡山愛媛県人会
二人の孫たちはこの日をとても楽しみにしており、「あと何日?・・」と毎日母親に尋ねるという。
今年もにこにこ顔でやってきた。ゆかたを着るのもうれしいらしい。
今年は、参加者に呼びかけて、被災地のみやぎ愛媛県人会への激励の寄せ書きと愛媛県が設けているえひめ笑顔の助け合い基金への募金をお願いした。80名近い参加者が気持ちよく協力していただいた。こどもたちも書いてくれた。
みやぎ愛媛県人会は、被災地で「えひめジュース」を届けるボランティアやこどものサポート事業に取り組んでおられるとのこと。
今週末には、私が支援に入った岡田地区でのまつりがあり、そこでの活動でこの寄せ書き「旗」が初披露・・ということになる。役に立つとうれしい・・・。
早速送り、「これからもなにかできることがあれば連絡を!」と手紙に書き添えた。
いろんな絆の力で被災地を支えたい・・・と思っている。