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東日本大震災から5ヶ月
2011年8月11日 崎本 とし子 とし子からの手紙
東日本大震災から5ヶ月が過ぎました。今なお8万7千人が避難生活を余儀なくされています。
原発事故は収束していません。「収束の方向」といわれていますが、余談を許さない状況が続いている・・・と私は思っています。
本当にしんどいですよね・・・・。そんな中で、被災者は必死で前を向こう・・・とがんばっている姿に励まされます。
各地域の「夏まつり」をなんとしてもやる・・・と地域は壊滅したけれども力をあわせて実現する姿は、「これが祭りなんだ・・・」と思わせてくれます。テレビ報道を見て、感動しました。「まつり」は地域の絆創りです。
わが町内は、私が引っ越してきたとき、子ども会はなく祭りはしていませんでした。立派なだんじりがあるのに・・・と残念に思いました。そこで、子ども会を作り、あき祭理に取り組むことを町内会にお願いし、数十年ぶりにだんじりを出すことができ、毎年続いています。
町内のこどもは数が少ないですが、あちこちからこどもたちが集まってきます。町内を巡るのは楽しいです。今年も出せた・・・とうれしくなります。
先日、宮城愛媛県人会の会長さんから、電話がありました。
「手作りの心のこもった寄せ書きをありがとうございました。これから4回のまつりにボランティアにいくので、もっていきます。」
私たちの思いが伝わり、役に立ったことがうれしくて、役員さんに連絡。みんなで「良かったね」と喜びました。
これから絆を一つでも多くつくっていくことがたいせつな時期に入ります。被災者のみなさん、みなさんは決して一人ではありません。これからもともに生き抜きましょう!