太陽光発電を設置して3年余
我が家は2008年5月に太陽光発電を設置しました。3年余が経ちました。
発電量はトータルで21760kwh、消費量は15660kwhです。少しは温暖化対策に貢献しているかな・・・と思います。
12月から2月の3ヶ月は消費量が少し上回りますが、9ヶ月間は余力電力を中電に売電しています。
補助金のない時代に「地球の命」のためだ・・・と先行投資(夫の退職金を当てた)をしました。10年保証です。たとえば5月でみるとと557kwhを発電し、253kwhを消費するという状況になっています。
我が家の太陽光発電の取り組みは小さな努力ですが、再生可能エネルギーを政策的に増やすことで、原発廃止はできると私は思います。
中電のエリアでは発電と消費電力の現状はどうなっているのでしょうか。島根原発を停止して発電量をゼロにしたら電力が足りないというのならきちんと現状を明らかにして欲しい。
電気が足りない・・といって原発を作っておいて、身近な発電所を放棄していたり、企業の自家発電を認めなかったりしてるんじゃないでしょうね・・・。
私は苫田ダムのことを思い出すのです。水源が足りない・・・といって過大な水需要計画を作り、巨額な公共投資でダムを作ったけれど、結局大きすぎて「余水」が残り、税金(県税6億円)でそれを補填している・・・!?身近な水源を放棄し、苫田ダムに変えてみたものの、人口は減り始め、家電製品も節水に移行し、企業にも節水が浸透してきて給水量はふえてないのです。
私は給水実績に照らして、「節水で築く市民ダム」で給水量は確保できる、過大な計画がおかしい・・・と言い続けました。・・・そして指摘はそのとおりになったのです。
電気の問題も事実に照らして、「電力は足りない」という宣伝を検証しなければなりません。私は足りていると思っています。「節電で築く省エネルギーの暮らしと再生可能エネルギー普及」を本気で政策化するときです。