終戦の日
あなたの家では何人の人が戦争で亡くなったでしょうか。
私の家では叔父が二人戦死しました。父だけが生きて帰り、私の命があります。前の戦争では全国で300万人がなくなり、侵略戦争でアジアの人々の2000万人の命を日本は奪いました。
私と同じ年の作家の森まゆみさんがエッセーで書いています。「・・・戦争だけはどんなことをしてでも止めろ!が父の遺言でした。・・・」と。だからいろんな国に友人を作り、戦争を止める力にしたい・・・と。
戦争したがる政治家はいらない。戦争しないと決めた憲法は多くの命と引き換えにできた唯一無二の宝です。憲法は生きています。憲法の口をふさぎ、目をふさぎ、耳をふさいで、生きながらにして形骸化しようとしているのが今の自公政治です。
今の憲法ができるまで、日本は戦争ばかりを続けていました。主権は天皇にあり、国民は主権者ではなかったのです。「戦争特需」と言われる経済対策でした。
戦争は人を殺すことです。欲得のために人の命を奪う戦争は二度と繰り返さないために行動しましょう。
今は主権者は国民です。女性も1票を持っています。「戦争しない!」「軍隊を持たない」と決め、紛争は話し合いで解決すると定めた憲法の値打ちはいよいよ明確です。
昨日は岸田総理が自民党総裁選挙に立候補をしないと表明しました。当然です。総選挙が近くなったと思います。自民党は誰が総裁になろうとも「憲法9条を変えることを党是とする政党」です。裏金問題に自浄作用を持たない自民党政治は終わらせるしかありません。
企業献金や政党助成金を受け取らない政党を私は押します。日本共産党です。日本共産党は、「憲法を活かす政治」を公約しています。これも押しのポイントです。
国上げて侵略戦争を進める最中に「侵略戦争反対!」を掲げて誕生したのが創立102年を迎えた日本共産党です。たくさんの先人がとらわれ、拷問で殺されましたが、戦争反対の旗を掲げ続けました。(すばらしい!)
政党の歴史を見ればやはり日本共産党が一番信頼できます。総選挙で共産党が議席を増やせば、政治が変わると私は思います。貧困は社会が生み出しているのです。変えたい!
軍事費よりも命や暮らしの予算を優先に!憲法を守ろう…と決意する終戦の日です。