選択的夫婦別姓制度の必要性について明快な回答・・・今朝の「虎に翼」
2024年8月23日 崎本 とし子 とし子からの手紙
今朝の朝ドラ「虎に翼」を見られましたか。私は前に身を乗り出してみました。
事実婚を決めた主人公とそのお相手は、夫婦別姓が法律では認められないとして、決意を遺言書にして誓いの言葉を取り交わします。
今日はその二人の祝う会でした。法律関係者の懐かしい友人たちが口々に語ったのは、今まさに議論中の「選択的夫婦別姓制度」を認める祝いの言葉です。法律でどちらかの姓を名乗ることになっているが、寅子たちの選択を認める・・・というものです。実に明快でしたね。「家族の一体感は名前で作るものではない!」と。
当時は女性の経済的自立が大変な時期でした。家父長制度の色濃く残る中で、今の民法は作られています。
今は家父長制度の時代ではない。(今もそう考えている政治家がいるのだけれど)どちらの人生も大事にするべきだという考え方はもはや一般的になりました。もうそろそろ選択して夫婦が別の姓を名乗っていい時代です。
さて、自民党総裁選挙では選択的夫婦別姓制度への考え方は論じられるのでしょうか。今それに反対しているのは自民党だけです。
私は若い候補も「憲法改正」を掲げていることに強い違和感を感じています。憲法改正にこだわる自民党という政党の限界を感じて、すごく危機感を感じるのは私だけでしょうか。
自民党綱領を変えて、「憲法9条は変えずに守る」と公約する候補者が出ることはないのでしょうね・・・。軍事産業に背を向けることになりますもんね。毎日の自民党総裁選挙報道に嫌気がさしている私です。