朝ドラ「虎に翼」で憲法を読むのがいい!・・・きょうは憲法13条、14条
朝ドラを楽しみに見ています。
ドラマの中で、憲法の条文を読むところがよくあります。今日は13条、14条でしたね。
私は、「今もその条文のままですよ。」と心の中でつぶやきます。そしてもっと憲法を暮らしに活かさないといけない・・・と。
男女平等や幸福追求の権利は憲法に根っこがあるのです。
憲法を活かそうとするこれからの「寅子」の行動に注目です。そして、戦後できた今の憲法を変えようとする動きがあることを知りましょう。本当に変える必要があるのか。なぜそれができたのか。戦争を挟んで大転換した日本国憲法。女性が初めて選挙権を手にしたのは今の憲法ができたからです。(まだ77年目)
戦争しないと決めたのはなぜだったか。
それまで主権は天皇、戦争(侵略戦争を含む)ばかりをしていた日本。住民無差別攻撃(空襲)と原爆投下で多くの命を奪われた経験が生み出した憲法です。世界のどこの国もが「戦争しない憲法」を持てば戦争はなくなるのに・・・と思います。
世界の人がうらやむ日本国憲法を自民党などの5つの政党(自民、公明、維新、国民,参政党など)が変えたがっています。
朝ドラを見ながら、憲法を読み直してみましょう。「新しい憲法の話」(当時の文部省発行)は役に立ちます。混乱したら原点に返れ!ですね。
私は今の憲法を無傷で次世代に手渡したいと思っています。
世界禁煙デー・・・スローガン「たばこ産業の干渉から子どもたちを守る」
今日(5/31)はWHOが定めた世界禁煙デーです。今年のスローガンは「たばこ産業の干渉から子どもたちを守る」です。
先日禁煙したいという人の相談がありました。すぐに病院を紹介しました。
思い立ったら取り組みましょう。肺がん患者会は「結心プロジェクト」を取り組んできました。
ここで日本の情報を一つ。日本たばこ産業(JT)はロシア国内での生産・販売で、毎年3000億円~4000億円もロシアに納税しています。ウクライナから「戦争支援企業」と批判されているとか・・・。(これどうなんでしょう?)
日本ではJTが喫煙書を設置、維持費を公費で賄って喫煙環境を提供しています。JTの筆頭株主は財務省です。岡山でも駅前広場に喫煙場所を設置。がん患者団体では岡山の駅前広場からの移設と「喫煙室」(必要なら密閉型で空気清浄機付き)の設置を求め続けています。
今度の駅前広場整備でどうなるのか注目です。
まさにたばこをめぐる問題の本質は政治問題です。
自民党の茂木幹事長は喫煙者だそうです。国会のタバコ規制対策が進まないのはここに原因があるのかも・・・。タバコは吸う人の問題だけではありません。受動喫煙の害についてはだいぶん知られてきましたが、喫煙は「百害あって一利なし」です。
肺がん患者会など多くの患者団体は、禁煙と検診でがんから命を守ろう!と呼びかけ続けています。