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世界禁煙デー・・・スローガン「たばこ産業の干渉から子どもたちを守る」

2024年5月31日 崎本 とし子 とし子からの手紙

今日(5/31)はWHOが定めた世界禁煙デーです。今年のスローガンは「たばこ産業の干渉から子どもたちを守る」です。

先日禁煙したいという人の相談がありました。すぐに病院を紹介しました。

思い立ったら取り組みましょう。肺がん患者会は「結心プロジェクト」を取り組んできました。

ここで日本の情報を一つ。日本たばこ産業(JT)はロシア国内での生産・販売で、毎年3000億円~4000億円もロシアに納税しています。ウクライナから「戦争支援企業」と批判されているとか・・・。(これどうなんでしょう?)

日本ではJTが喫煙書を設置、維持費を公費で賄って喫煙環境を提供しています。JTの筆頭株主は財務省です。岡山でも駅前広場に喫煙場所を設置。がん患者団体では岡山の駅前広場からの移設と「喫煙室」(必要なら密閉型で空気清浄機付き)の設置を求め続けています。

今度の駅前広場整備でどうなるのか注目です。

まさにたばこをめぐる問題の本質は政治問題です。

自民党の茂木幹事長は喫煙者だそうです。国会のタバコ規制対策が進まないのはここに原因があるのかも・・・。タバコは吸う人の問題だけではありません。受動喫煙の害についてはだいぶん知られてきましたが、喫煙は「百害あって一利なし」です。

肺がん患者会など多くの患者団体は、禁煙と検診でがんから命を守ろう!と呼びかけ続けています。

 

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