医療費の自己負担を増やす政党は支持できない!・・・軍事費削って命の予算を増やせ!
今回の参議院選挙では私は「医療費自己負担を増やす政党かどうか」を一つの物差しにしています。
医療費の予算を削る政党は認めません。高額療養費の上限を上げることを提案した自民党、公明党、維新の会、国民民主党(予算に賛成)です。
今、厚労省で「高額療養費制度の見直し」の再検討が始まりました。がん患者団体は引き上げには反対です。
最近言われているOTC類似薬の保険外しは、膝が痛い人のシップ、アトピー皮膚炎の保湿剤など、風邪薬などを保険適応から外すというものです。アトピーの子どもたちの保湿剤などは年で7万円も負担が増えることになります。(これは大変です。子ども医療費無料化も「コンビニ受診が増える」と反対の自民党が考えそうなことです。)
健康保険料を減らすという政党がありますが、保険から大事な薬を外しておいて医療費そのものを減らし「保険料を下げる」と言っているのではないですか。(よ~く点検を)
参政党は「90歳以上は医療保険を使うのを制限して自費医療にすればいい」と言っています。(お金がなければ死んでしまえ!?)
公的保険制度の意味を理解していません。「現代型姥捨て山」の発想です。公的保険の範囲を狭くして、自前の民間保険で…という発想は、お金の格差を命の格差にする発想です。「国家主権」の政党は国民の一人一人の命の尊厳を奪います。(よ~く考えましょう)
高齢者の自己負担を1割から3割へ増やそうとする動きも見え見えです。
医療従事者も「献身」だけでは持続できません。きちんと医療報酬で評価すること、介護保険料の報酬を引き上げることは今すぐするべき課題です。(低賃金で、夜勤など過酷な労働環境のある現場を知っていればわかる)
日本国憲法では戦争しないと書いているのに、軍事費がうなぎのぼりです。軍事費を削れと言えない政党は「医療費(命の予算)」を削りたがる・・・。
命は何より大切です。軍事費よりの命の予算を!とはっきり言っているのは日本共産党しかありません。
どうぞ医療費自己負担問題で各政党の政策をチェックしてみてください。
今必死でがんと闘っている人の命綱を断ち切る政党は選ばないでください。(共産党はいつもがん患者に寄り添ってくれる頼りになる存在です)
がんは2人に一人がなる病気です。他人ごとではないのです。