一斉休校・・・介護や医療の現場から子育て世代を奪ってどうやって利用者やってを守るのか
今日はひな祭りの行事がすべて中止になりました。いい天気です!
近くの家を建設する工事の音がにぎやかです。家にじっといることが少ないので、こんなに音がするんだ・・・・と。
さて、一斉休校が始まりました。昨日は仕事でした。
「子どもは大丈夫でしょう。心配なのは高齢者です。なのに介護や医療にかかわる人が仕事できなくなったら困るのは高齢者だよね。・・・」と利用者や家族から心配の声が・・・・。
一斉休校は、「専門家と相談はしていない。私の独断だ」と安倍総理は認めました。専門家は「安倍総理の終息への思いの表れでしょう・・・。」と。
科学的根拠なしの「思い」に振り回される国民は、死活問題です。間違っていたと思うのなら、専門家が厳しく指摘し「訂正」すればいいのに、それもしない・・・。昨日専門家会議の副委員長だという人が会見して、「症状の軽い若い人の行動が感染を広げている」と。子どもたちの学校生活は公衆衛生的に対応が可能です。養護教諭はいるし、感染防止の対応はできるのですから。
私は休校せず、普通通りに学校運営をしている自治体の判断を支持します。責任も覚悟もして、科学の目で判断できる首長さんは立派です。そういう首長が増えることがこの国の希望ですね。
トイレットペーパーが切れそうなので、近くの店に買いに行ったら、「売り切れ」と。困っています。住民も科学の目で対応する力をつけたいですね。
この機に「緊急事態条項」という言葉が安倍総理の口から出ると恐ろしくなります。「独断の人」が「権力を持つ人」であることの危うさを思うからです。トップダウンの「緊急事態条項」など必要ないと思います。それは必ず人権制限につながるから。
安倍総理の記者会見・・・独断専行の危うさ、質問に答えないのはなぜ?
昨日の18時から安倍総理の会見がありました。皆さんは納得できましたか。
「感染拡大を止められるかどうかはこの1~2週間にかかっている。(この間の科学的説明はなく)だから一斉休校を要請した・・・・大変だろうけど協力とご理解を。政府だけでは立ち向かえないのです。」と。
私は「これほどの国民への影響を及ぼすことをしておいて、何?」と政権の見当違いに危機感を覚えました。科学の視点が欠如していると改めて思いました。専門家も疑問を表明しています。これは明らかに間違った政治的判断ですね。自分の都合を優先したのだなあと。
検査が保険適応でできるようになれば感染者数は激増するでしょう。(病院で検査できるようになるから)でも症状は軽症であれば心配はないのです。子どもたちは軽症であることが多く(リスクを抱えている場合は別)、病院に行かなくても改善することが多いようです。病院への出入りは危険です。わたしは咳と痰があるけど、発熱はなく病院受診はしていません。呼吸も苦しくないし、大丈夫です。風邪を人にうつしてはいけないと外出は控えていますが・・・。
さて、各自治体で対応が異なっています。感染者が認められていない状況で「一斉休校にするほうが説明がつかない」と休校しない自治体もあります。賢い対応ができるなあ・・・と思います。地域がこういう学校の賢明な対応を支えるべきだと思います。
記者会見の安倍総理、一方的に「ご理解ください」だけ。記者の質問にきちんと答えず、「時間ですから」と35分程度で終了。納得できるはずがありません。今必要なのはきちんとした検査体制を取り、事実を把握し、専門家の話を聞き、科学的な知見で対応することが大事です。
独断の総理大臣は、独裁になる。これを止める仕組みや人々はこの国にまだ健在だと信じたいです。
目の前の元気な子どもたちの対応のほうが大変です。賢い自治体の対応をお願いします。