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「我が家で最期を・・・」と思う人に・・・「おひとりさまの最期」(上野千鶴子著)を参考に!

2016年1月12日 崎本 とし子 とし子からの手紙

上野千鶴子さんの講演は興味深く、共感することばかりでした。

医療生協の講演会であることを踏まえ、戦争法反対など言いにくいことも言える場所だ・・・と喜んでおられました。

話しは「当事者主権」から始まりました。「自分のことは自分で決める・・」ということ。

あなたはどうしたいか・・・自分の意思を持つことが必要です。まずは、「私は我が家で旅立ちたい」という自分の強い意思がないと必要なケアを受けることができません。(その通りです)そして、その意思を支え、実現するために動いてくれる「人」を得ることが必要です。柳原病院(東京の民医連の病院)のライフトータルプランナーの取り組みなどが紹介されました。

自分が安心して暮らせる住宅があること、信頼できる在宅主治医と訪問看護師を得られること、お金は生きてるうちに自分のために使う(自費のケア代を入れても半年で300万もあれば大丈夫)・・・大金はいらないけれど少しはお金が必要。

いろんなサービスがあるし、すでに取り組んでいる人たちがいる。岡山でどんなサービス(社会資源)を用意できるのかにかかっている。医療生協の頑張りどころです。政府は「時々入院、ほぼ自宅」といい、自治体格差や地域格差を容認している。看取り難民は45万人と言われるが、今や「介護してくれる嫁」は絶滅危惧種だ・・・・(樋口恵子さん曰く)と。

ならば、自分を支える仕組みをどう得ていくのか・・・・。消費者と供給者がお互いを高めあい、質のいい仕組みを作ることですね。・・・・・・・

知的で痛快な「上野節」で、90分はあっという間に過ぎたのでした。

私は同じようなことを考えてきて、がんを体験してからは、自分が我が家で旅立つための仕組みを考え続け、「人」を見つけ、できることは実現し、当事者発信を続けています。痛みを取ってくれるのなら「がんで死ぬのは悪くない・・・」と思っています。

みなさん、自分の生き方を自分で決めるために、「一人でも大丈夫!おひとり様の最期」という本を読まれることをお勧めします。