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受動喫煙対策・・・せめてどこでも「完全分煙」にしてほしい!

2016年1月26日 崎本 とし子 とし子からの手紙

「受動喫煙対策として政府が新法の検討に着手」という報道がされました。私はがん患者団体のひとりとして、その議論の行方に注目しています。たばこががんはk津成立を上げることは広く認識されています。お酒と違い、本人だけでなく周囲に「受動喫煙」という悪影響を及ぼします。半径7メートルは影響を受けると言われ、においがする範囲(臭いそのもの)に悪影響(発がん性などが証明されています)があります。家族の中に喫煙者がいると、吸っていない家族にもがん発生確率は優位に上がります。

岡山駅東広場にはオープンな喫煙コーナーが2か所あり、横断歩道の時間待ちでも煙やにおいが漂ってきます。電車に乗る人は乗り場へ行く地下道入口で受動喫煙を間違いなく受けています。(私は息を止めて通りますが、やはり吸うことになります)

私たちがん患者団体は、がん対策推進条例を持つ岡山市として、喫煙コーナーの「完全分煙」を求めてきました。吸う人は受動喫煙の影響のない場所で、吸えばいい、公共スペースでの受動喫煙の危険をなくしてほしい・・・というささやかな要望です。昨年市議会に陳情しましたが、継続審査になり、審議未了廃案になりました。受動喫煙の危険性については理解されていると思いますが、改めて2月議会で市議会の皆様のご理解をいただきたい・・・、市当局にもぜひ実行を・・・と思っています。

受動喫煙防止のための新法の検討に期待しています。世界ではすでに実施されていることです。オリンピックを機会に・・・という議論もあるようですが、何より国民の健康のために・・・と議論してほしい。喫煙者は完全分煙の環境の下で思う存分吸われていい・・・と思います。(私は本当は体のことを思うので禁煙をお勧めしますが、すべてわかったうえで喫煙される人の嗜好まで制御できません。せめて周囲への影響のないところで存分に・・・!と思います)

健康増進法ができて以来2010年には厚労省が公共的な施設の原則全面禁煙を求める都道府県あての通知を出したりしていますが、強制力はありません。さて、国会での議論はどうなるのでしょうか。政治決着ではなくて、論理的な議論を願わずにはいられません。