政治家は「口利き」の「見返りの金銭」を受け取ってはいけない!甘利氏は議員を辞めるべき。
2016年1月30日 崎本 とし子 とし子からの手紙
政治家が、何か頼まれごとをしてお金を受け取る・・・・ことを法律は禁止しています。
頼まれごとをするのは当然で、その正しい解決のために頑張り、問題の本質を明らかにして「仕組み」の変更までもっていくのは政治家の仕事です。「仕事」のための報酬は税金ですでに支払われています。その見返りのお金をもらってはいけません。
「仕事」をした見返りに金銭を受け取ってはいけません。政治家(政党など政治団体)が受け取れるのは、政治献金です。
今回の甘利氏の疑惑を聞くと、庶民の目には「口利き」をしてその「見返り」のように多額のお金を受け取る・・・・、しかも「適正に処理すればそれでいい」という日常化の感覚がある・・・と見て取れる・・・。明らかにお金を受け取るための「政治業」です。これを庶民は、金権腐敗政治といい、これでは政治は腐る(お金のあるものが政治の恩恵を受ける格差社会になる)と指摘し、企業献金の禁止や政治資金の適正化を願ってきたのですが、現実は≪お代官様…≫の時代さながらです。近代民主政治にするためには、ここにメスを入れなければなりません。
今回の甘利氏の疑惑は大臣をやめて住むものではなく、議員を辞めるべき事件であると私は思います。政治への信頼をなくす重大事件です。庶民感覚では認められない「お金のやり取り」に問題意識さえ持てない政治家にはやめていただくしかありません。
小選挙区で選挙に勝つためには「いい人とばかり付き合っていられない・・・・」といったのを聞きました。「ひどい・・・・」です。そんな選挙制度制度は変えればいい。それをできるのが政治家なのですから・・・・。