NHKの良識が問われている・・・経営首脳陣の不見識
2014年2月6日 崎本 とし子 とし子からの手紙
NHKは日本の公共放送です。しかし、かつて慰安婦問題で番組の改ざんをしたこともあり、政府報道ばかりで客観性に欠ける・・・と感じたりしていました。(それでも連ドラを見ているし、大河ドラマも・・・と受信料は払っているが・・・)
今回たて続けに、経営首脳陣の「事実をへし曲げた発言」が続いて、私はその良識をあらためて疑っています。籾井会長が「慰安婦問題はどこの国にもあった・・・・」といい、百田経営委員は田母神都知事候補の応援演説で「南京大虐殺はなかった・・・」といい、長谷川さん(大学名誉教授らしい)という委員は、暴力団などともかかわりのある右翼団体の活動家の自殺を賛美したりしています。…なんだかこういう人たちの集まりでNHKが運営されては、公平性が保たれるとは思えない・・・・。(安倍総理と同じような考え方の人々で、お友達なのかな・・・)
元NHKのディレクターの人は、「(百田さん、長谷川さん)両氏はその存在自体,放送法が保障しようとするNHKの不偏不党を脅かすものととらえなくてはならない。・・・・今、NHKは、過去の戦争の反省を欠く右翼的人物が経営委員会の一角を占めるという戦後始まって以来の危機的状況にある・・・」と語っています。
それを必死でかばう総理大臣もいただけません。
現場で「いい仕事をしたい・・・」と必死で頑張っている記者はじめ職員の努力とつながりながら、国民は声をあげなくてはなりませんね。「歴史の事実と向き合えない人は公共放送にかかわるべきではない!」やめるべきです。
岡山革新懇は「会長を辞めることなどを求める声明」をだし、NHK岡山に届けるそうです。即行動!あっぱれ!