手術から2年が無事経過
2012年1月27日 崎本 とし子 とし子からの手紙
子宮体癌のため手術をしたのが2年前の今日でした。
まさか自分ががんになるなんて・・・と思いましたが、事実から逃げることはできません。手術を受けて、病巣は取り除けた・・・と思います。幸いリンパへの転移もなく、腫瘍マーカーは安定しています。しかし、病院とは5年縁が切れません。
がんだと告知を受けた体験は、私にとって貴重な体験となりました。がん経験者として、がん患者さんにできることがあるのではないか・・・と地域がんサロンをはじめて1年が来ようとしています。
私はもともとターミナルケアに携わっていた看護師です。神様は、きっと私にがん患者体験までさせて、役目を下さったのではないか・・・と受け止めています。
先日、「崎本さん、女性に戻りましたね・・・」と声をかけられました。少し伸びた髪の毛と緩和ケアボランティアなどの体験が雰囲気を変えているのかも知れません。少しづつ、看護師の感覚が戻ってきているのを感じています。
今日の日を忘れず、この生かされている命を、一日一日件名に生きて、きちんと使い切るような生き方をしたい・・・と思っています。