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シンポ「緩和ケア~がん患者の生活を支える」

2012年1月21日 崎本 とし子 とし子からの手紙

今日、岡山大学病院主催の市民公開講座がありました。

山口日赤の末長和之先生の基調講演とシンポジウムがありました。シンポジストは、病院で働く緩和ケアの専門認定看護師、訪問看護ステーションの看護師、病院のケースワーカー、そして在宅医療医の医師、薬剤師でした。

岡山市にも往診だけに特化した専門医がおられることをはじめて知りました。ももたろう往診クリニックの小森栄作先生です。2010年4月に開業し、81人の看取りをした・・・とのことです。岡山市ではまだ一人だけのようです。

愛媛や鹿児島などには在宅専門医がおられて、往診だけのクリニックがあることを知っていた私は岡山市でもそういう医師が出てきたことが発見でした。

たとえがんであれ、どんな病気であっても、自分の人生を自分で決めて生きたいですね。在宅で最後を迎えたい・・・と思ってもやはりサポートなしには実現しません。

今、少しづつその条件作りがはじまっています。

私は義母の看取りを通して「在宅力」について確信を持っています。私も余命告知を受けたら在宅を選びたい・・・と思っています。どんな条件が必要なのか・・・人事でなく考えて、それがかなう環境づくりをしたい・・・と思っています。

緩和ケアボランティアをさせていただいている私は、そこで働く人に求められているものについて、3つのことを思います。

それは、人間力、共感力、そして柔軟性です。患者を「全人的」に捕らえ受け止める「人」の力を技術として身につけていくことは、至難ですが、やはり患者としては求めたい・・・と思います。

今日のシンポジストは皆さん力量があるなあ・・・と思いました。「悔いのない看取り」が一人でも多くなるように・・・と願わずにはいられません。