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こ ん に ち は、 崎本とし子 です

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協立病院が緩和ケア病棟開設(8月1日~)

2011年7月11日 崎本 とし子 とし子からの手紙

岡山協立病院が中区でははじめての緩和ケア病棟を開設する。8月1日からだ。

私は緩和ケアボランティアに登録しており、今日は内部向けの見学会があった。12の個室と2人部屋が1つ、3人部屋が1つの17床である。

落ち着いたベージュを基調にした壁の色、面談室やトイレに気配りが感じられる。

緩和ケアはコミュニケーションスキルが一番大事だ・・・と思うが、闘病する環境は気配りが利いていることも大事・・・。そういう気遣いが感じられたら、きっといい信頼関係もつくれるに違いない。

私は担当看護師さんたちとともに、患者さんや家族が流す涙を一粒でも少なくできるように・・・とボランティアでかかわらせていただこう・・と思う。

これからは緩和ケアはますます大切になるだろう。がん経験者として当事者だからこその支援のあり方を切り拓いていきたい!


内富先生との出会い

2011年7月11日 崎本 とし子 とし子からの手紙

保険医協会のプライマリーケアの学習会に参加した。

講師は、岡山大学医学部教授の内富先生。緩和ケアなどに取り組み、医学教育でのコミュニケーションスキル向上のために、取り組んでいる医師だ。

2010年4月に岡山大学に着任された。

がんの告知はいまではあたりまえのようにされているが、その伝え方に配慮がかけていたり、患者の心の動きを踏まえた対応ができず、患者や家族が苦しむことは少なくない。

私もがん経験者だからわかるが、「がん告知」はやはり受け止めるまでが大変だ。まして、治療が困難となればなおのことである。

患者から「この医師とともに病気と闘おう・・・」と思える主治医との出会いは重要である。

コミュニケーションには、大事な「基本」がある。医療関係者にはその基本的なスキルを身につけてほしい。私自身も看護師である。「関わりを通して行われる仕事」に携わる者の一人として、私は「関わりは技術だ」と考えてきた。そして、患者さんとの信頼関係をいかにして築くか・・・にこだわってきた。「患者」をどんな人生を生きてきた人か・・・丸ごと解かろうとする「寄り添う姿勢」を持ちたいと思う。

内富先生の話は、具体的で解かりやすく、開業医の先生から活発な質問が出されていた。医師だけでなく、専門医の薬の処方の調整をはじめ、医師と患者との間で調整を行う「看護職」の必要性を指摘されていた。私は「サポート団体の役割やがんケアサロンの効果・・・について」見解を求めた。患者会のことはあまりご存知なさそうだったが、これからネットワークが取れそうでうれしい・・。名刺交換をして、ご挨拶することができた。

9月には、ロールプレイ研修を取り組むとのことで、さすが保険医協会だな・・と思った。進行しておられたのは安田先生で、久しぶりの出会いだった。謙虚な姿勢は変わらない・・・すてきな医師である。

顔の見える連携をつくって、がん対策を進めたい・・・!