今年初のきゅうりを収穫!
今朝、今年初のきゅうりを収穫した。夫がうれしそうに持ち帰った。本当においしそう!
今年も我が家の菜園で取れた野菜が私のいのちを支えてくれる。これで夏を乗り切ろう!!
吉岡秀人医師(ジャパンハート代表)との再会
ジャパンハート(NPO法人)は、「医療の届かないところに医療を届ける」ことを信念として国内外で活動している。
私は会員の一人でもある。カモン美容室で行われた講演会に参加した。東日本大震災の支援活動のことをリアルに聞きたい・・・と思っていた。
今、東日本大震災の支援で宮城の石巻市に支援に入っているという。3月16日から支援が続いている。14万人が流されたミャンマー津波の経験もあり、すぐに日本に戻って、支援活動に入った。
「地震後、当初は福島の南相馬市に入り、ゴーストタウンとなった町を通過したとき、日本は、私たちは間違っていたのではないか、ここに住んでいた人はどうなるんだろう・・と思った。財政規模と不似合いな女川町の病院をみて、安全を信じ込んできた今までを考え直さなくてはいけない。良心を取り戻さなくてはいけない・・・」と感じたという。
震災後の10日間は薬品が足りず、救命に困難が生じた。厚労省は、NGOなどの民間団体への薬品供給をするな!・・・と薬品メーカーに指示していた・・というのだ。
やむなく「日ごろのつながり」で奔走し、薬品を集めた・・・とのこと。緊急事態にあって、国は「民間」やNGOを信用しなかったというのだから驚いた。
吉岡医師は「私は日本の医師免許をもち、医療活動に当たっている。なのに・・・」と悔しさをにじませた。
「日本の多くの医師は勤務医である。勤務医はシステムを動かすことが難しい。開業医ではないので薬品を自由に動かせない。今、現地に医師を確保し、医療を再興するには行政が動く必要がある。自治体が動かないと市民病院を再興することは難しい。でも、それをしない限り、命が守れない。動かさなくてはならない・・・。」と話された。
「ところが、石巻市は石巻日赤に医療を丸投げしている。避難所は環境が悪い。あと6ヶ月は仮設住宅へ移れない人も多い。6ヵ月後はもう12月だ。このまま冬になれば、感染症が蔓延して多くの被害者がでることは目に見えている。しかし、丸投げされた医師の側では、そういう視点をもてない。・・・・そういう医療活動を経験していないからだ。」と語った。
6月18日付け赤旗新聞の報道では、石巻圏合同救護チームの石井医師(石巻日赤・46歳)の談話が掲載された。「救護チームの指揮は手探りだ・・・。300以上あった避難所のアセスメントに3月17日から取り組み、全国から駆けつけた立場の違う医療チームを一元的に統括し、20日から合同救護チームを発足させた。現在も14チームが活動している。今後、どう健康維持をし、その後恒常的な地元医療にどう引き継ぐかが課題。医師が被災死した自治体病院の再構築が必要。行政の力が必要です。」とのこと。
二人の医師の問題意識は共通していると思える。現場で、「なんとしても命を守りたい・・」と思う医療関係者の思いは必ず重なるのだ・・と思う。
小児医療の体制はすこぶる貧弱である。しかし、被災したこどもの支援はこれからが重要なときだ。ジャパンハートはそのことに問題意識をもっている。
最近、「スマイルプロジェクト」をはじめている。がんの闘病をするこどもたちに家族との時間をつくり、行きたいところへ旅行をできるように支援をする・・・という活動だ。看護師が付き添い支援をする。無料である。ジャパンハートならでは・・・とうれしい。
人はいのちに限りがある。長いか短いか・・はいろいろだが、できればいい思い出をたくさん作りたい。笑える楽しい時間をつくることは、「治療」でもある。病気そのものの治療ではないが、「生きる」ことの手助けになる。こういう活動を応援するためにも、会員を増やしたい・・と私は思う。
吉岡医師のモチベーションは、なににより保たれるのか・・・。
彼は言う「これだ!と思ったときの初動の力を自分で強化していくこと。それは、常に創造していくこと。新しいことをドンドン考え、行動に移していくこと。そのために、常に自分に何かを課している。自分をコントロールすることだ。・・・」
彼の夢は、「エイズそっとそばで見ていたい・・・。少しは自分も役に立てたのかな・・・と思えるのではないか・・」とのこと・・・。その話をするときのはにかんだ笑顔がやさしい。(手術のときは怒る・・・)
彼はまっすぐで、ぶれていない。とても常識的だ・・と思う。命と真摯に向き合っている人は、自分にも厳しく、真摯に生きている・・・とわたしは思う。
安住しないクリエイティブな生き方に大いに共感した講演会だった。
住宅リフォーム助成制度の予算化を喜ぶ!
岡山市議会6月議会の補正予算で、2月議会に実施を約束していた住宅リフォーム助成事業の予算が出されている。
「10万円以上の事業で、10%分限度額5万円」とのこと。ささやかといえばささやかだが、50万円の事業で、5万円の助成があれば・・・それは助かる。
ちょっとした水周り工事など、この助成で「よし!やろう!」という人が増えるといいと思う。
共産党市議団はこれまで1歩1歩実績を上げている・・・。若々しい市議団の活躍を心から期待している。
「ぎょーざDE東北支援」の輪が広がっています。あなたもいかがですか!
ぎょーざを食べて被災地支援を!・・・の呼びかけに現在10箇所の職場・事業所の仲間がとりくんでくださっています。できれば、8箱以上を・・・のお願いをしています。そうすると送料が一番安くなります。
6月30日までに注文すると300円引きのお得になるので、送料が浮きます。
60箱で1回分の支援ができます。岡山でせめて1回分の支援を!・・・と思います。
いつも言いますが、支援は持久力が必要です。人の絆をつくりながら、被災地の人々ががんばれるような支援を続けて生きましょう。
「地産地消のぎょーざ」は農家や養豚業者も元気にします。引き続きご協力くださいね。
メダカの「はなちゃん」「くろちゃん」・・・新しい家族
5歳の孫は、名前を付けた。黒いのは「くろちゃん」、白っぽいのは「はなちゃん」・・・ということになった。こうして我が家の家族が増えた。水替えをしょっちゅうしなくてもよいように・・・と水草を買い、メダカの餌は1日1回・・・。
その泳ぐ姿はかわいくて、観てて飽きない。こころなごむ愛らしい姿に思わず笑顔の私である。
この笑顔で、わたしの免疫力は上がっているに違いない!
要支援者の介護どうする?・・・問題多い介護保険改定
介護保険の改定案が問題を含んだまま、国会で成立。共産党と社民党が反対したがその他の党は賛成・・・。問題のいくつかをあげてみると・・・。
1、要支援の介護者の処遇をどうするのか・・。サービスの質の低下をさせないように、せめてこれまでどおり保険給付事業で・・・と思うのは私だけではないだろう。総合事業の導入はやめて欲しい!
2、吸引などの医療行為を介護職ができるようにすることについて・・・。私は看護師だが、介護職に教育をしないまま、責任だけは押し付けることに問題をかんじる。介護職はいまでも社会的評価が低く離職が問題になっている。看護師をきちんと増やして対応するのがスジというものだ。
3、介護療養病床廃止をする方向を変えなかったこと。
これらの問題はこれから地方議会で議論になるだろう。いや、真剣に議論して欲しい。
介護の問題は切実だ。我が家は義父を介護保険のない時代に23年間在宅介護した経験を持つ。家族介護を長く続けるには、条件がある。一人での家族介護は続けられない。共倒れが落ちである。「共倒れしないための介護保険制度」であることを忘れないで欲しい。そのための高い保険料負担なのだから・・・。
それにしても保険料負担は重い。我が家は2人暮らし。前年度所得で保険料が決まるので、国保と介護保険で年77万円である。今、無収入の生活をしてみて、その負担が身にしみるのである。
農業委員に女性委員増える!よかった!!
岡山市は農業市である。女性はその70%を担っているとも言われる。なのに、農業政策を決める農業委員に女性がいない、ゼロ・・という状況が続いてきた。
岡山県は農業委員会の女性比率が全国でワースト・・という恥ずかしい状況である。
私は女性委員を増やすために、議会としての枠を女性農業士に割り振ることを含めて行政、議会の努力を再三求めてきた。
農業関係者も要請を強め、女性たちも行動した。その先頭に立ってがんばっておられたのが藤原忍さんだ。このたび黄綬褒章を受けられた。
そして、やっとこのたび女性の委員が複数で誕生するとのこと。本当によかった!!
あきらめないで行動することが大切だとあらためて思う。
藤原さんはじめ農業分野でがんばっておられる女性のみなさん、これからもご活躍を!!
本当におめでとうございました。心から応援しています。
映画のすすめ・・・「100000年後の安全」
久しぶりに映画を観にいった。シネマクレールは、大好きな映画館だ。
我が家からは自転車で10分でいける。映画館へ向かうときのワクワクする気分はたまらない・・・。
さて、観たかった映画は「100000年後の安全」というドキュメンタリー映画だ。「原発から生まれる放射線廃棄物の危険について・・フィンランドの場合」という副題がついている。
原子力発電所からでる大量の高レベル放射性廃棄物が集積所に保管されている。フィンランドのオルキルオトでは世界初の永久地層処分場の建設が決定し、硬い岩を削って作られる地下都市のような巨大システムは10万年間保持されるような設計だという。廃棄物が一定量になると施設は閉鎖され、二度とは開けられることはない・・・とされる。
しかし、放射性廃棄物の危険を未来の人たちにきちんと伝えることは本当にできるのか・・・・。
放射性物質は透明で匂いもなく、人には「そこにある」とは自覚できない・・・。ひとの命にかかわる危険物だ。地球上から消えてなくなることはない・・。生物はプルトニウムとは共存できない。
「ここは21世紀に処分された放射性廃棄物の埋蔵場所です。けっして入らないでください」・・・このメッセージが本当に10万年後に届くのだろうか・・・。私にはそれは不可能に思えて、「原発の廃止を!」とあらためて思った。地球を機械だけが動き回る星にしたくない・・・。
17日まで上映中。ぜひご覧ください。
「英国王のスピーチ」は18日から上映。観たかった映画は日常の暮らしに楽しみを与えてくれる。映画を楽しめるふつうの日常に幸せを感じるこのごろである。
日本も原発廃止へ転換を!
さて、イタリアの原発を巡る国民投票が終わった。結果は投票率は57%で、投票者の94,4%が「原発反対」をし、政府も民意を受けて、原発政策は獲らないことを表明した・・・という。
原発は、人の手では制御できない未完成の技術である。日本は原爆被害を受けた唯一つの国だ。この地震国で、原発政策を選択したのはなぜだったのか。いましっかり知っておかなくてはならない。
間違いはわかったときにはきちんと直すことが必要だ。
共産党は原発反対を曲げたことはない。論戦の歴史がそれを証明している。政府はそれにまともに答えてこなかった。
それにしても、今なお自民党や民主党、公明党までもが「原発廃止」を言っていないことを知っておかなくてはならない。なぜ言わないのか、いえないのか・・・・。よくその動向を気をつけて見ていこう。
国民の方は「原発反対」の声が広がり、過半数になる・・・との調査が出ている。
今、原発政策を転換するときである・・・と私は思う。自然エネルギーや省エネ生活を真剣に取り組むときだ。そういう時代に生きているのだ・・・と思う。我が家は太陽光発電を導入し、省エネ生活を実行してきた。光熱費はかなり少ない方だと思う。生活費が少ないのと二人暮らしで節約が容易なこともある。(上下水道代月1896円、電気代月3842円・・・271KW使い、583KW発電)でも、まだ省エネできるのでは・・・と省エネライフを楽しんでいる。野菜をつくり自給率を高めるためにがんばっている。
次世代のことを考えたら、脱原発の道しかない・・・と私は確信をしている。
福島原発事故の一日も早い収束を願っている。
伊方原発の隣町が故郷の私は、故郷をなくしたくない・・・と思う。福島の人々の故郷を追われる無念さを思うとこの「人災」の罪深さにはっとするのである。その痛みを知る政治家を増やしたいものだ・・・とつくづく思うのである。
はじめて岩手県へ
私は岩手県にいったことがありませんでした。帰りは花巻空港から伊丹へ飛ぶことにして、初めての岩手入りです。
盛岡では、「石割桜」をみて、そのたくましさに勇気づけられました。中央公園は広くて、市営のドッグランがありました。(余談ですが・・・)
石を割って育つ400年の樹齢の桜を見ると、被災地は必ず復興する・・・!という思いを強くしました。
今、支援者に求められるのは、持久力です。しっかり事実をみて、目をそらさず、ともに生き抜かなければなりません。
できることをやり続けましょう!!政府にしっかり政策を求めることはもちろんのことですが、義捐金、NPO団体への支援、そして「ギョーザで支援」にもご協力お願いします。
東北は1ヶ月くらい季節が遅れている感じがしました。滞在中、気温は26度で暑いくらいでしたが、湿気はなくさわやかでした。災害支援の人たちと大勢出会います。
帰りの飛行機からは富士山が雲の上に顔を出しているのが見えました。自然は、厳しい試練も与えるけれど、美しい景色も見せてくれます。