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こ ん に ち は、 崎本とし子 です

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東日本大震災・福島原発事故から11年。

2022年3月11日 崎本 とし子 とし子からの手紙

11年前津波で被害を受けた桂島へ。

11年前の3月11日。午後2時46分。東日本大震災が起こりました。

あなたはどこで何をしていましたか。

私は市議会本会議最終日で、災害避難場所の不足を指摘する討論を終えて控室に帰ったところでした。テレビ映像で見る津波被害の様子は衝撃でした。

テレビ映像を見ながら消防局へ連絡し、「あの津波が来たら、岡南飛行場にある消防ヘリの格納庫は使えなくなる…。移転すべきだ・・・。」と話しました。(その後も移転はされていません)市内中心部の避難場所は以前確保されておらず、日中に南海トラフ地震が起きたら、避難する場所さえ確保されていない岡山市です。

さて、その後4月末議員任期を終えて、すぐ看護師として医療支援で東北に入り、避難所で泊まり込みました。あの時お会いした人々はお元気だろうかと今でも気になります。

5年通い続け、体調や他の災害支援、コロナ感染拡大で出向けなくなってもう5年。今もつながっていますが、今一度東北へ行きたいと願っています。

復興には少なくとも10年はかかると感じましたが、関連死3781人の数字が切ないです。その後の避難暮らしは人の命を奪い続けています。今なお38000人が避難している状況です。皆さんの苦難を思うと胸が痛いです。災害の現場に立った経験は、脳裏から離れません。

原発事故は現在進行形です。汚染水を薄めて海に流す・・・と政府は言っていますが、どういう発想なのか理解できません。汚染水は薄めても汚染水です。流す時だけ薄まっていても総量は変わらず海を汚染するのです。放射性物質は自然の中でなくなるのに、途方もない時間がかかります。汚染水はこれからも抱えていかなければなりません。それが原発を持つ国の定めです。

原発再稼働はありえません。原発のない国を作りたいです。