戦争反対の声を弾圧する権力者
2022年3月7日 崎本 とし子 とし子からの手紙
戦争反対の声は世界中に広がっているようです。日本国内でも「侵略をやめよ!」「核共有反対!」など声が広がっています。
日本もかつて侵略戦争を起こしました。ドイツ(ヒットラー)とイタリア(ムッソリーニ)と日本(天皇主権の時代、昭和天皇)は3国同盟を結び、多くの人々を殺しました。
どの国でも戦争に反対するレジスタント活動が怒りました。日本でも多くの人が「国策に反対するものは許さない」と弾圧を受けました。日本共産党は侵略戦争反対を旗印に誕生した政党です。「侵略戦争をやめよ!」と呼び掛けて、たくさんの共産党員が検挙され殺されました。
でも、戦争反対の旗を降ろすことはなく、今に至ります。まさに筋金入りの戦争反対の政党が日本共産党です。(すごいね!)そして、戦後は天皇主権から国民主権の憲法になりました。女性が選挙権を持つようになったのです。憲法9条ができて以降、戦争で人を殺すことも殺されることもなかった・・・。(次々違憲立法が成立し、危ない状況で、憲法が傷つきながら必死に軍拡を止めている状況ではありますが、憲法は生きています)
今、ロシア国内でも戦争反対のデモが行われています。多くの人が検挙されているようです。でも、この声はなくなることはないでしょう。それどころか大きくなって、「戦争しない政府」を作る力が増えるのではないでしょうか。
ロシアは間違っている・・・と話していると、孫息子が言いました。
「ロシアの人もかわいそうだ・・・。悪いのはプーチンだろ・・・。」と。
確かにそうです。権力者の無法の下で苦しんでいる人はロシアにもいます。世界中の戦争反対の人々とロシア国内の戦争反対の声が響きあい、戦争を早く止めたい。