患者団体と患者相談支援センタースタッフの交流会
2016年6月26日 崎本 とし子 とし子からの手紙
うれしい交流会が開かれました。初開催です!
がん患者のサポートをしている患者団体と院内サロンと拠点病院や推進病院で患者相談に乗っている支援センターのスタッフとの交流会が初めて開かれたのです。
私が運営しているたんぽぽカフェでは、相談があった時によく患者相談支援センターを紹介します。その連携で、不安を解消できた事例はいくつもあります。時々支援センターにはご挨拶にも行っていたのですが、なかなかできなくなって、「紹介はするけれど顔が見えない」状況でした。
今回実現した交流会は、それぞれの活動状況をお互いに知って、連携の中で患者サポートをしていこう・・・というものです。新しいものをつくらなくても積み上げてきた活動をつなぐだけで、患者や家族を支えることができます。
入院期間が短くなっている状況の下で、患者支援センターの存在を患者や家族が知らない状況が続いています。術後の身体的なケアが精いっぱいの状況で退院後「持ち帰らなければならない不安の荷物」は多くなっています。
退院の時に、「これからもいろいろ心配なことが出てきたときにここに相談してください。私たちはこれからもあなたを長さえしていきますよ。あなたは一人ではありません。」といって、相談場所や患者団体を紹介してくださるだけで、そのカードは「お守り」になるかもしれません。
患者相談支援センターと患者をつなぐ仕組みを作りたい!!相談支援センターのスタッフは、懸命に寄り添相い相談スキルを上げてきました。頼りになる場所なのです。
患者団体の活動を紹介したことで、お互いの理解が深まったようです。「顔と顔が見える」連携を強めていきましょう。患者サポートの一環としてこういう機会を作ってくださった関係者に心から感謝です。今後ともよろしくお願いします。