国立競技場の事業費高~い!!…1550億円!
2015年8月30日 崎本 とし子 とし子からの手紙
2020年東京オリンピックのための国立競技場の建設問題が報道されています。
オリンピック誘致が決まった時、東日本大震災の被災地は切り捨てられる・・・という危機感を私は感じました。
現実に、来年度からは復興予算の「地元負担」が打ち出されました。被災地の命の予算(医療費負担軽減など)が削られることになりかねません。もちろん被災自治体は「継続を!」と声をあげています。
一方で国立競技場の建設費をめぐり、「見直し」がなされましたが、依然として巨大事業です。3000億円を超す・・・とされていた事業費は結局1550億円を上限とすることになるようですが、それでも高い!
北京大会の430億円、ロンドン大会の650億円と比べても歴然です。縮減に努め被災地復興費を削るな・・・といいたい。
2020年は大震災から9年目、福島原発事故がどうなっているか見通せない中、世界に現状を知らせ、原発の危険性を再認識する機会にしてはどうでしょうか。政府にウソを言わせてはなりません。(安倍総理はウソ「福島原発事故は完全にコントロールされている」を平気で言いましたが・・・)子どたちの甲状腺がんの状況はどうなのか、被災者の暮らしの状況はどうなのかなどを世界の人々に知らせる絶好の時となるのが2020年東京オリンピックなのだと思うのです。