岡山対がんシンポジウム2015
2015年5月30日 崎本 とし子 とし子からの手紙
健康づくり財団主催のがんシンポがありました。
県医療推進課の則安課長、土井原教授(岡大病院・乳腺外科)、渡辺副院長(岡山日赤病院・緩和ケア科)、高下副看護師長(岡大病院・緩和ケア認定看護師)がシンポジストでした。
たとえがんになっても自分らしく生き抜ける岡山県をつくる・・・!という条例に基づいて、がん対策が進められていることを感じつつも、現在進行形で闘病している患者にとっては、まだまだ「告知段階からの適切な緩和ケアは受けられていない・・・・」と感じるこの頃です。
自分らしく生きることとは自分にとってどういうことか…を自分が決めなくてはなりません。
予防ではがん検診を受けること。乳がん検診では超音波健診の導入などが必要だ・・と土井原先生の提案があり、共感しました。
がん遺伝子の検査が制度化されれば、予防的手術が増えるかもしれない…とも思いました。
今日は働き盛りのがんを考える内容でしたが、若年者のがんは毎年罹患するがん患者(85万人)の約3分の1です。30代、40代や50代のがん患者の抱える苦悩は大きいものがあります。
治療と仕事の両立のためには、渡辺先生は「会社側の理解が必要」と指摘されていました。(そのとおりです)
あらためて看護の仕事に従事する予定なのでしっかり勉強をしたい…と思います。いろんな勉強の機会に出かける予定です。明日は在宅医療の講演会です。
看護師としての社会貢献をもう少しだけ頑張りたい・・・!と、チャレンジです!