がん死亡減少の目標達成ならず・・・・がん検診受診や喫煙対策など予防にもっと取り組みを!
2015年5月20日 崎本 とし子 とし子からの手紙
がん対策推進基本法に基づき、国は計画を作り施策を推進しています。2015年までに(2005年から)がんで亡くなる人を20%減らす・・・という目標を掲げていましたが、17%の達成にとどまる見込みであることがわかりました。
医療の進歩で生存率は上がっていますが、検診の受診による早期発見や喫煙防止などの予防に関する対策が十分に機能していない…と考えられています。
岡山市は政令市で初のがん対策推進条例を作りました。検診や予防を含めたがん対策、さらには治療と仕事の両立など「がんになっても自分らしく生き抜ける環境づくり」は課題を残しています。駅前広場の喫煙場所(東2か所、西3か所)は患者団体の提案になかなか応えていただけません。患者団体は受動喫煙の防止のために、完全分煙かせめて通行人への影響を減らす場所の移動をお願いし、受動喫煙の啓発に決意を持って取り組むことをお願いしています。陳情は継続審議(審議未了)になりましたが、新しい議会へ再び出したいと考えています。
新しく議員になったみなさんにぜひとも関心を持っていただきたい・・・と考えています。がんでなくなる人を減らしたい・・・。がんになって苦しみ悩み、がん患者や家族の流す涙の一粒でも減らしたい・・・と私は思います。
コツコツと、ひとつづつ丁寧に取り組み、命(生きること)が大切にされる岡山市にしたい・・・と願っています。
患者会は地道に活動を続けています。ご支援とご理解をお願いします。