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こ ん に ち は、 崎本とし子 です

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格差社会で「貧困」は深刻

2014年4月28日 崎本 とし子 とし子からの手紙

昨夜のNHKスペシャルは、15歳から35歳の女性たちの貧困を特集し、今朝のあさイチは子どもの貧困を取り上げていました。その内容は、アルバイトなど非正規雇用しかない現実の中で、一日生きていくのがやっと(収入10万円~15万円)で、経済的にも精神的にも余裕がなく、将来の展望を切り開くことができない・・・。厳しい「暮らし」がリアルに紹介されていました。

夫と視聴しながら、「厳しいね…」と何度もつぶやき合い、胸が痛くなりました。株で大儲ける人がいる一方で、一日10時間以上も働いて、暮らしが楽にならない人がいる・・。何という格差社会でしょうか。「女性の活用」などと言いながら、上に方だけを引き上げるだけでなく、「働いても楽にならない」この現状を直視し、底上げ(最賃を1000円に!)こそ必要です。(仕組みを決める国会議員の報酬を元に戻し、この時期増やすという感覚が理解できない!)

「普通」の家庭が、家族の病気や死亡、いろんな事情での離婚などにより、貧困に陥っていくのです。母子家庭の貧困率の高さは、先進国でも最低ランクの日本です(養育費を払っている父親が少ない)。たとえば病気は思いがけずやってきて、がんなどの場合は長い治療期間(治療費が高い)を経て命を落とすことはまれではありません。そのあとの家族の暮らしの大変さはよく聞く話です・・・。

人生には必ず「まさか・・・・」という「坂」があります。まさか自分が・・・ということがあった時に必要なものは何でしょう。人のつながり、お金、相談できる場所、ほっとできる場所、きちんと支援できる仕組み・・・。

社会の仕組みとして必要な「支援」と共に、人の助けが必要ですよね。地域で「何とかなる」受け止める力をつけておきたいものです。とりわけこどもの貧困は、こどものせいではありません。

もうすぐこどもの日。できることを考えてみませんか。